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Wixの評判│人気なら質も良い?【2025年更新】

Wixは、直感的に操作できる日本語対応のドラッグアンドドロップ式エディタで、業種にかかわらずあらゆるサイト運用に役立つ機能が満載です(AI機能もあり)。無料プランはとても充実しており本格的なホームページを作れますし、最も使いやすいサイトビルダーのひとつです。今回の検証で、Wixは私がこれまで試した中でも数少ない評判通りの優秀なサイトビルダーであることがわかりました。

概要

Wixの概要

💯無料プランはい
💲開始価格$16.00
📄テンプレート数900+
🔌アプリ・インテグレーションはい
🛒Eコマースツールはい
共用 再販 専用 クラウド WordPress

Wixの長所、短所、改善点

  • Generous forever-free plan
  • Design freedom with drag-and-drop editor
  • AI site builder and many other AI tools
  • 900+ highly customizable templates
  • Extensive app market for more functionality
  • Customizable SEO settings and setup checklist
  • No email support
  • Wix AI can be unstable at times
  • Can’t change the template once you start

以前にも小規模プロジェクトでWixを利用したことは何回かありましたが、今回は全機能を使ってWixを徹底的に検証してみました。Wixは使いやすいという定評がありますが、本格的なウェブサイトを作り込めるほどの機能が備わっているのでしょうか?Wixで実際にサイトを作成してみた結果、Wixは最も多機能なノンコードウェブサイトビルダーのひとつであることがわかりました。これまで、ほぼすべての人気ウェブサイトビルダーを試してきましたが、Wixはかなり優秀な分類に入ります。

多くのDIYビルダーとは異なり、Wixはシンプルさを追求していますが機能性は妥協していません。デザイン性に優れたニッチに特化したテンプレート、柔軟なカスタマイズ機能、内蔵SEOやビジネスツール、充実したeコマース機能、そして幅広いアプリマーケットを提供しています。

Wixは多くのウェブサイトビルダーよりも技術が進んでおり、AIも搭載していますので、ほんの数分で希望通りの外観やレイアウトのウェブサイトデザインを完成できます。さらに、充実した無料プランと格安有料プランを用意しており、個人サイトからフル機能のオンラインストアまで、あらゆるサイト作成に利用できます。

しかし、Wixのデザインの柔軟性は、どれほど充実しているのか?また、デザイン、eコマース、パフォーマンス、価格設定の面で、競合他社と比較してどうか?などを知るため、実際に利用してみました。その結果、ウェブサイトビルダーにできることについて、これまで気づかなかった点も発見できましたので本記事をぜひご参考ください。

5.0

テンプレート

Wix は何百種類もテンプレートがある

Wixは900種類ものテンプレートを提供しており、ビジネス、eコマース、クリエイティブなどたくさんのカテゴリがあります。また、大半のテンプレートには、構築時間を節約できる内蔵アプリが付属しています。

Copy of Copy of OPT - Wix Review_ Is It As Good As Everyone Says_ [2025 UPDATE] __IMAGES__
Wixはテンプレートの数が業界でもトップクラスで、最高品質の既製デザインも用意されています
一般的なビジネス向けウェブサイトビルダーとは異なり、Wixは様々な目的に応じたテンプレートが揃っています。ドッグウォーキングサービス、ブログ用、ウェディング事業サイトなど実に様々です。

テンプレートはモバイル版に対応していますが、デザインはモバイルレスポンシブではないので、コンテンツを読みやすくしたりレイアウトを調整するなど、モバイルビューを個別に編集する必要があるかもしれません。

もう一つの欠点として、一度テンプレートを選択すると、変更できないという点があります。サイトをしばらく編集してから「やっぱりほかのテンプレートが良いな」と思った場合、最初から作り直しになってしまいます。多くの競合他社はクリックひとつでテンプレートを入れ替えられるので不便に感じられるかもしれません。

このような制限があるのは、Wixは自由にデザインできることを優先しているからです。レイアウトを自由に作れるからこそ、編集部分をモバイルサイトに反映したり、新しいテンプレートに切り替えたりするのが必然的に難しくなってしまうわけです。

デザインとカスタマイズ

Wixのテンプレートは高度にカスタマイズ可能なので、自分の専門分野からテンプレートを選ぶ必要はありません。どのテンプレートもニーズに合わせて変更することができます。

AIアシスタント

Wixエディタには、チャットボットのようなAIアシスタントが搭載されており、デザインに関するほぼ全てのトラブルを解決できます。おすすめ機能、適切なフォント、カラー、エレメントを提案してくれます。また、デザインに関するアドバイスや、ロゴを基にしたカラーテーマの生成などの特定のタスクの実行も可能です。

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WixのAIアシスタントでデザインに関する悩みを解決できました
カスタム要素やウィジェットを追加するのもとても簡単です。Wixでは、HTMLコードブロックでウィジェットを埋め込んだり、HTMLやJavaScriptでカスタム要素を作成することができます。その他、Wix Veloを使って高度なスクリプト作成やAPI連携してさらに機能を拡張することも可能です。

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デザインに失敗しないよう、ガイダンスも豊富に用意されています
グリッド線は、要素が正しく中央に配置されているか、互いに整列されているかを教えてくれますし、コンテンツを配置するのに便利な「境界線」もあります。

もっと高度な機能が欲しいならWix Studio

Wix Studioは製作会社やデザイナー向けのWeb制作プラットフォームで、従来のウェブ開発プラットフォームに比べて難易度が低く使いやすいです。カスタムブレイクポイント、CSSグリッド、AIコードアシスト付きの強力なIDEなどの高度なデザイン機能が使えます。また、チームコラボレーションツールも含まれているので、複数のプロジェクトを管理する必要がある事業に最適です。

5.0

特徴

Wix なら夢のようなサイトを作れます

「こんなサイトを作りたい!」と思い描いているものがあれば、Wixで叶えられるはずです。ブログ管理やオンラインショップなどの標準的な機能だけでなく、マイナーなニーズにもピッタリの機能やアプリを見つけられるはずです (一番魅力的なのはレストラン向け機能ですが、他にも芸術や写真、ホスピタリティなど様々な業種に役立つアプリがあります)。

アニメーションやサイトフレームのような高度な機能が欲しい場合もコーディングや技術的な知識は不要です。一番難しいことと言えば、「面白そうだから」と言ってあれもこれもサイトに追加してしまうのではなく、必要なものだけに絞り込むという自制心が必要なことだと思います。

Wixストアとその他のeコマース機能

Wixストアは、私がこれまで試した中で最も使いやすいeコマースツールの一つです。Wixの「コア」プラン以上にアップグレードすると、アプリ機能を使って商品を掲載して注文受け付け、そしてWix Paymentsまたは他社の決済ゲートウェイと連携・設定できます。これは、他のサイトビルダーにはなかなかないオプションです。

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Wixでは、商品ページを簡単にカスタマイズできます(一方、Shopifyではコーディングが必要)
但し、他のeコマースツールほどは充実していませんので、大規模なeコマースサイトの運営には、より多くの機能を低額で利用できるShopifyのようなeコマース専用プラットフォームの方が良いでしょう。しかし、小・中規模のサイトにはWix ストアで十分でしょう。また、WixストアはShopifyと違い、商品ページや買い物かごをカスタマイズできるのも嬉しいですね。

さらに、WixのAIサイトチャットアプリ(Wixアプリマーケットで無料)を使って顧客のショッピング体験をさらに向上できます。チャットボットはバーチャルアシスタントとして機能し、買い物客にパーソナライズされたおすすめ商品を表示できます。例えば、ファッションストアでサイト訪問者が「ピンクのエレガントなドレス」を探したい場合、チャットボットが商品の写真と関連商品のリンクを表示してくれます。

充実したアプリマーケット

Wixアプリマーケットには800種類以上のアプリがあり、サイトの機能性を拡大するのに便利です。このうち、50種類はWixが開発したもので、ブログ、問い合わせフォーム、イベントカレンダーなど、必要なツールアプリがすべて揃っています。また、Google AdSenseやソーシャルメディアの宣伝のマーケティングツールなどをインテグレーションするなど、サードパーティアプリも利用できます。

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ほとんどのWixアプリは無料という点にも驚きました
アプリはワンクリックで追加でき、アプリの数に上限はありませんが、良さそうだからと言ってあれもこれも追加してしまうのではなく、必要なものだけに絞り込んだ方が良いと思います。なお、ほとんどのアプリは無料版がありますが、有料プランでなければ高度な機能を利用できないものもあります。

Wix SEOのチェックリスト機能

多くのサイトビルダーはベーシックなSEOツールばかりですが、Wixは一味違います。完璧ではありませんが、SEOで不利という数年前の評判からかなり改善されています。私が試したサイトビルダーの中で最高のSEOツールを提供していると言えるかもしれません。

Wixでウェブサイトを立ち上げる際に、SEOでターゲットにしたい最大5つのキーワードを入力するようになっています。それを基にWixはSEOチェックリストを生成してくれ、どのページを最適化する必要があるのか、Googleはサイトをどのように読み取り、理解しているかなどが詳しく分かります。これは、他のウェブサイトビルダーにはない機能です。

SEOチェックリストには最新のWix SEOダッシュボードからアクセスできます。さらに以下のことも可能です。

  • Google Search Consoleのパフォーマンスデータの追跡
  • SEO設定の全管理
  • 経験レベルに応じたパーソナライズされたSEO学習教材へのアクセス

私は独学でSEOを学びましたが、当時Wixのような便利なリソースがあったらよかったのにと思います。SEOガイドは丁寧でわかりやすいので、SEO初心者でも問題ありません。

ビジネスツールが豊富

より多くの訪問者を獲得できるようにWixでは無料および有料のビジネスツールが豊富で、サイトのマーケティング成功に必要な機能が1つのダッシュボードにまとまっています。

マーケティングとエンゲージメントツール

  • メールマーケティング。Wixには、ビジネスメールキャンペーンを作成してメーリングリストに送信できる、デザイナーテンプレート付きの無料メールビルダーがあります。また、Wixの豊富なメディアライブラリから抽出した画像を使ってアイキャッチなメールを作成できるAIメールジェネレーターもあります。
  • 動画メーカー。Wixの動画ツールを使えば、画像やビジネスの情報を含んだ動画を作成でき、色々な部分をカスタマイズできるのでブランドイメージに合った動画が完成するでしょう。
  • SNSの投稿ビルダー。ソーシャルメディアで注目を浴びるような画像をデザインし、適切なプラットフォームに直接共有できます。
  • 自動化。カート放棄メールの送信、自動チャットラベルの割り当て、サポートタスクの管理など、利用者のアクションをトリガーとして「これをしたらあれをする」自動化ができます。
  • マーケティングのインテグレーション。Google アナリティクス、Mailchimp、その他のビジネスアプリなどのツールを簡単に接続できます。

ビジネス管理ツール

  • 請求書。Wixダッシュボード内で支払い請求や追跡が可能です。
  • アナリティクス。Wixの分析機能では、サイトトラフィック、売上、顧客とのやり取りを追跡できます。Google Tag Managerと連携して、マーケティングキャンペーンからのコンバージョン率を追跡することも可能です。
5.0

使いやすさ

Wix体験談

小規模なプロジェクトで長年Wixを利用してきましたが、今回は約1ヶ月間かけて徹底的に検証しインテリア系ブログとストアサイトを構築してみました。デザインやビジネスツールから、eコマース、ブログ、SEOまで、Wixが提供するほぼすべての機能を試しました。

第一印象はというと、使い方がとにかく簡単!高度な機能を使いこなすには多少の学習が必要ですが、各ステップには丁寧なガイドも付いています。各機能はほぼすべてスムーズに動作しましたが、AIビルダーに関しては少し不安定になることがありました。しかし、操作方法がシンプルで尚且つサイトのカスタマイズも色々でき、Wixで思い通りのサイトを簡単に作れました。

Wixの始め方

Wixでは、サイトをデザインするにあたり、2つの方法を提供しています。

  • あなたの好みに応じてAIがデザイン生成
  • デザインテンプレートを選んでカスタマイズ

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テンプレートを選択して自分好みにカスタマイズする従来の方法を選びました
上記2択のうちテンプレートを使う方を選択したところ、Wixの画面にライフスタイル、ウェディング、旅行などのブログカテゴリーのテンプレートが提示されました。目当てだったインテリアのカテゴリーはなかったものの、Wixが私のニッチにぴったりのテンプレートを見つけてくれたことには感心しました。

Previewing a Wix site template
Wixのテンプレートプレビュー画面は、本物のサイトの編集画面のようによく出来ています

テンプレートの静止画像だけを表示するウェブサイトビルダーとは異なり、Wixではテンプレートのプレビュー中にボタンをクリックしたりメニューを開いてみたりすることもできます。私は優柔不断な性格ですが、このおかげでテンプレート選びも楽になりました。

このプロセス全体にかかった時間は10分未満でした。デザイン選びにこだわらなければ、さらに早く終わると思います。

WixのAIアシスタントを使うとサイトの設定を素早く完了できます。チャット形式で質問に答える必要がありますが、1分もかかりませんでした。サイト名や目的を尋ねるだけの他のビルダーとは異なり、Wixのアシスタントは、トーン、デザインの好み、サービス、目標など、さらに踏み込んだ質問をされます。

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提案されたサイトプロファイルが気に入らなければ、アシスタントチャットをお勧めします
質問に回答すると、Wixが回答内容に基づいておすすめアプリや機能を自動的にインストールしてくれました。このおかげで、手動での作業時間をだいぶ節約できました。

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Wixがおすすめアプリを提案してくれるので作業時間を短縮できました
また、WixのAIを使っていないセットアップウィザードの方も試してみました。こちらは、作成するサイトの種類やサイトの目標などを手動で選択する形式でした。私はインテリア系ブログとストアサイトを構築したかったのですが、Wixがブログ、オンラインストア、Instagramフィードを提案してくれました(ピッタリのセレクションで驚きました)!

「実際に使ってみたい!」という方は、Wixでサイトをゼロから構築できる手順ガイドもチェックしてみてください。

Wixサイトのカスタマイズ

最初は、無難にテンプレートに忠実に作ろうかとも考えました。しかし、私の性格的に他の人と同じようなサイトになるのが納得いかなかったので、サイトパレットをカスタマイズしたり、レイアウトを変更したりと、インパクトのある(でも作業は簡単な)変更をいくつか加えてみました。

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エディタの使い方は簡単で、テンプレートをカスタマイズして独自のデザインを作れました
何よりも素晴らしいのは、Wixはあらゆるコンビネーションのデザインカスタマイズができることです。例えば、自身でカスタマイズした色とは別で数十ものカラーテーマがあり、私のロゴやプロンプトに基づいてAIでテーマを生成することもできました。

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ヘルプボタンをクリックすると、Wixヘルプセンターの質問回答ページに移動しました
正直なところ始めはオプションの多さに圧倒されましたが、各要素に専用のヘルプボタン(クエスチョンマークのアイコン)があるので、困ることはありませんでした。使い方がわからない要素がある場合は、ヘルプボタンをクリックすれば別ウィンドウが開き、要素の説明や編集方法、さらに詳しく知りたい場合のWixのヘルプセンターに飛ぶ検索バーもあります。ですから、要素の使い方がわからず苦労することは一度もありませんでした。

私がこれまで試験利用した多数のサイトビルダーの中で、Wixの日本語対応のドラッグアンドドロップエディタが一番良いと思います。全てピクセル単位で編集でき、あらゆるコンビネーションで要素を追加、移動したり、重ねたりできるからです。

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他のエディタとは異なり、Wixでは(ほぼ)すべてのデザインを1画面で編集できます
メニューからページを追加したり並べ替えたりするのもドラッグアンドドロップ画面で操作できます。ページの順番はサイドバーメニューから変更でき、この画面から新しいページを追加したりメディアをアップロードすることもできます。

エディタ画面を離れて機能などを検索する手間もありません。エディタ内に検索バーがありますからすぐに目当ての画面にアクセスできます。例えば、「SEO」と入力すると、ダッシュボード内のSEO設定に移動できます。

Wixアプリマーケットのアプリを使ってサイトに機能を簡単に追加できます。私のサイトテンプレートにはWixストアアプリがすでにインストールされていましたが、同じサイドバーメニューから数分でダウンロードすることができます。

Wixの全機能を使いこなすには多少の時間がかかりましたが、サイトのカスタマイズは操作方法が簡単で、ストレスなく作業できました

Wix AIでパーソナライズされた本格サイトを作成

時間を節約したい場合は、WixのAIウェブサイトビルダーでサイトを作成できます。もちろん、デザイン上の制限はありますが、一度サイトが生成されれば、あとはテンプレートと同じように、自分で自由に編集ができます。実際に試してみたところ、途中で何度かクラッシュしたものの全体的に使いやすかったです。

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AIによるデザインも悪くはありませんでしたが、Wixの既製テンプレートの方が良かったです
AIビルダーは、私のサイトの初期プロフィールに基づいてデザインを生成する仕組みになっていました。複数のデザインアイディアが欲しかったので、サイト概要の詳細を一部変更してみたところ、そのたびにまったく異なるデザインが生成されました。このとき、期待通りのデザインが生成されないこともありました。Wix AIを色々試してみたところ、入力内容が具体性に欠けていて情報が不十分な場合にそうなることが分かったので、入力内容を修正したところ結果が改善されました。

しかし、Wixの既存テンプレートの方がAIが生成したデザインよりもはるかに洗練されている印象を受けました。デザインにこだわりがなく、ごく基本的で自分の条件にあったデザインや雰囲気のサイトができるまで何度か生成を試したいという場合は、Wix AIの方が便利かもしれません。

AIサイトビルダーに加えて、ウェブサイトコンテンツの作成、画像の編集、サイトのパフォーマンスの分析とレポート作成をサポートするAIツールが多数用意されています。

  • AIテキスト作成ツール。Eコマースの商品説明など、さまざまな用途にぴったりの魅力的なコピーを作成できます。
  • AIブログツール。事業情報やブログ投稿の設定(トーン、オーディエンス、キーワードなど)を基に、SEOに最適なブログ記事のドラフトを画像付きで作成できます。
  • Google広告AIツール。Google広告用の効果的なタイトルや説明文を、決まった文字数内で関連キーワードに合わせて作成できます。
  • Wixフォトスタジオ。AIを使用して画像を生成したり、画像解像度の拡大や背景削除など様々な機能があり、サイトの画像を洗練できます。

WixのAIツールは完璧なものではありませんが、Wix AIウェブサイトビルダーほど自由度が高く、AI搭載の機能が充実したビルダーはなかなかないでしょう。

その他の便利機能

数十種類のセクションレイアウト

Wixには、ウェルカムページ、会社概要、お客様の声などのカテゴリー別に豊富なセクションレイアウトが用意されています。ウェブデザインに慣れていない方でも、セクションから簡単に要素を組み合わせることができるので、きれいなレイアウトに仕上げられます。私がWixを試したところ、本格的でプロが作ったようなサイトを作ることができました(私はウェブデザインについては素人です)。

レイアウトを変えたい場合、WixのAIジェネレーターを使ってワンクリックでサイトの構成を再デザインすることも可能です。

AIモバイルアプリビルダー

パーソナルトレーナーからeコマースストアまで、WixのAIモバイルアプリビルダーを使えば、ロゴやブランドイメージを反映させたiOSやAndroidのカスタムモバイルアプリを作成できます。コードを書く必要はまったくないので、コストや時間を節約できます。

Wixで作成したアプリには、プッシュ通知、eコマース、予約、フォーラム、その他数百ものビジネスソリューションに対応できる機能が備わっています。ダッシュボードやアプリのアクティビティはすべてリアルタイムで同期されるため、サイト上のダッシュボードで変更した内容はすべてアプリにも反映されます。

Wix Inboxでコミュニケーションを一元管理

Wix Inboxは、すべてのコミュニケーションチャネルを1か所に集約できます。Wix InboxからWix Chat、Wix Forms、ソーシャルメディア、Gmailアカウントのメッセージにアクセスできますので、利用チャネルを都度切り替える手間を省けますし、顧客からの受信メッセージの確認ミスを軽減できます。

各チャネルのコミュニケーションを一か所で管理できるだけでなく、返信テンプレートを保存して同じ内容の問い合わせに返答したり、セールスプロモーション向け商品リンクやクーポンの送信、支払いリクエストでタイムリーな支払いの受け取り、その他にも様々な機能があります。さらに、チームメンバーにWix Inboxのアクセス権を与えて作業分担も可能です。

4.8

カスタマーサポート

サポートは丁寧で返信も(大体)速い

Wixのヘルプセンターは充実しており、詳細なステップバイステップの手順記事や、動画チュートリアル、ライブチャットサポート(週5~6日対応。言語により異なります)等を提供しています。「24時間365日サポート」と謳われていますが、これはヘルプセンターのコンテンツと英語用の電話折り返し対応のみとなりますのでご注意ください。

英語以外の言語で電話折り返し対応を利用したい場合は、国によって営業時間が異なります。例えば、日本語での電話折り返し対応は月曜日から金曜日の日本時間9:00~21:00の間利用できるようになっています。多くのウェブサイトビルダーとは異なり、Wixではメールサポートがありません。(ただし、電話折り返し対応を行っていない韓国とロシアではメールサポートがあります。)なお、各サポート窓口は加入プランに関係なく利用できます。

チャットボットは驚くほど親切

自動のチャットボットがあり、問題を解決するにあたって一連の質問が表示され、適切なサポート記事に誘導してくれますが、ボットが私の問い合わせ内容に答えられなかったとき、担当者につなぐことを提案してくれたのには驚きました。大半のオンラインプラットフォームでは、人間の担当者に(意図的に)繋がりにくい仕組みになっていますが、Wixは違いました。自動ボットは、電話での折り返し対応が通常より混み合っており時間が掛かることを事前に知らせてくれたので、待つのにイライラして再度サポートに連絡するようなこともありませんでした。

Wix live chat transferred between two support agents
別の担当者への転送対応も迅速でした
Wix live chat support agent answering the inquiry
2人目の担当者は、自分の対応管轄外の問い合わせにも対応してくれたのには感心しました
Wix live chat support agent explains app vouchers
5分後にはとても詳細な回答内容が届いたので、追加の質問はありませんでした

なお、担当者に繋がるのに1分もかかりませんでした。私の問い合わせ内容は担当者の管轄外であることが判明し、他の部署の担当者に転送されましたが、引き継ぎはスムーズで、2人目の担当者は問い合わせにスムーズに対応してくれました。

電話折り返し対応:親切だが、折り返しに時間がかかることも

Wixの電話折り返し対応も丁寧ですが、7分後に電話がかかってくると言っていたにもかかわらず、実際にはもっと待ちました。もし緊急なトラブルだった場合、イライラしていたと思います。良い面としては、サイト移行に関する質問をしたのですが、適切な回答をすぐに答えてくれたので、ほんの数分の通話で問題を解決できたことです。また、私は無料プランのユーザーであるにもかかわらず、アップグレードを勧めてこなかった点も良かったです。

自分で問題を解決したい場合や本物の人間の担当者に質問したい場合もWixのサポートのクオリティーは素晴らしいですが、通知された時間よりも折り返し電話を待たされることがある点はイマイチです。

4.9

料金

予算に合ったWixプラン

Wixの最大の魅力の1つは、他のサイトビルダーよりも無料プランが充実していることです。

以下のような機能が付いています。

  • 作成できるページ数が無制限
  • 高度なデザインツール
  • 全カスタマイズ機能

無料プランでできないこともあります。カスタムドメインの接続、Wixのブランディングの削除、帯域やストレージを増やしたり、オンライン決済を利用したい場合は有料プランへのアップグレードが必要です。

一番安いプラン(ライトプラン)にアップグレードすると、Wixの宣伝が非表示になり、ストレージ容量がアップし、カスタムドメインを1年間無料で利用できます。より高価格なプランを選ぶと、さらにストレージ容量が増え、たくさんのメディアファイルをアップロードできます。

オンライン決済を利用したい場合は、少なくともコアプランへの加入が必要です。このプランには、ソーシャルチャネルやオンラインマーケットプレイスでの販売機能などオンラインストア向けの便利機能を利用でき、Shopifyのような専用のeコマースプラットフォームに代わる低コストなソリューションを提供します。より高価格なプランを選ぶと、自動消費税計算機や複数の通貨で料金表示したりすることもできます。

万が一、サービスに満足できなかった場合は、Wixのプランは購入から14日以内に申し出ると無条件で全額返金してくれます。14日以降はWixに問い合わせてキャンセルの理由を説明する必要があり、ケースバイケースでの対応となります。

Wix レビュー:まとめ

Wixで失敗することはほとんどないと思います。無料プランは本当に素晴らしいですし、機能もたくさんあるので本格的なサイトをきれいに、簡単にデザインできます。様々な業界やニーズ向けのテンプレートやアプリも豊富です。Wixは常にサービスを改善しており、AI機能などを活用すればとても簡単に、楽しくサイトを作れます。

但し、Wixでなく他のビルダーを使ったほうが良いケースもあります。例えば、大企業、特に大規模なeコマースストア事業の場合は、Shopifyのようなeコマース専用のビルダーの方が機能が充実しています。しかし、中小規模のサイト作成や運営ならWixの機能で十分でしょう。

よくある質問

Wixのどのプランを選べば良いですか ?

ケースバイケースです。Wixの無料プランは、趣味やブログにお勧めですが、サイト上にWixの広告が表示されます。Wixの低価格層のプランは、より本格的なブログやフリーランス、小規模ビジネスに最適で、全機能を利用でき、Wixアプリマーケットにもアクセスできます。ネットショップを作ってオンライン決済に対応したい場合、最低でもコアプランへの加入が必要です。

Wixサイトはモバイルレスポンシブですか ?

Wixのテンプレートはすべてモバイル対応版がありますが、自動で小さな画面に調整するわけではありません。テンプレートをどれくらいカスタマイズするかによっては、モバイルサイトがきちんと表示されるようにデスクトップサイトとは別に編集する必要があるかもしれません

WixはSEOに有利ですか ?

はい、大手サイトビルダーと比べてもWixはSEOツールがトップクラスです。Wix SEO Wizを使うとカスタムチェックリストを作ってくれますし、ターゲットにしたいキーワードでサイトを最適化でき、サイトマップやURLリダイレクトなど難しい部分に役立つ機能もあります。

WixとSquarespaceではどちらがおすすめですか ?

WixとSquarespaceを比較した結果、どちらもパワフルなウェブサイトビルダーではありますがWixの方が機能とカスタマイズオプションが充実していることが分かりました。また、Wixには無料プランがある他、有料プランの価格もSquarespaceより手頃なプランが複数あります。Squarespace はテンプレートがきれいで質が良く、eコマースツールが便利なので、テンプレートやeコマースツールにこだわりたい場合はSquarespaceが良いでしょう。
イヴァナ・シュテリオヴァ イヴァナ・シュテリオヴァ
技術や金融、ビジネスなどさまざまな話題に関心のある、フルタイムのライター兼エキスパートレビュアー。経済学の学士号を取得後、好きなことを仕事にしようと決め、経理職からフルタイムのライターに。趣味は、経済に関するポッドキャストを聞いたり、自己啓発本を読んだり、メイクをしたり、派手な洋服を着たりすること。動物愛護と女性の権利を擁護することにも情熱を注いでいます。
3.2
ユーザーレビュー
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理由: ・最新の支払い情報を削除できない。 ・自動更新をオフにしていても、オンにするというボタンが諸所に出てきて、間違って押してしまう可能性あり。気づかず更新→支払いされている。 ・アカウントがなかなか削除できない! Wixで購入したドメインも有効期限内は削除できないからなのか、有効期限内にはアカウントも削除できない。有効期限が切れてから、80日程度してから削除できる、とのサポートからの回答。 それ 2年後ですけど。。。つまりそれまで放っておいて2年後にログインして削除ですね(苦笑) もしくは、ドメインを他社へ移管したら、アカウントは削除できるのだろうか・・・ カスタマーサポートへの問い合わせが気軽にできないのも理由の1つです。

1 avatar
anonymus, 日本
2022年3月14日
1
サポートが最悪です

★一つではなく本当はゼロにしたい位最悪です。 外資なので日本の窓口がそもそも手薄、ユーザーが使えるダッシュボード内から、直接メールなり電話なりのサポートへ繋がるリンクはデフォルトでは畳まれていて不可視です。余程注意深くいかないと辿れません。そして電話対応もメール対応も基本要約すると「自分でやって下さい」「うちの責任じゃないです」位のことしか仰いません。作成サービスは兎も角サポートが本当に酷い。何か困ったことが怒ったときにこんなサポートでは初心者の方は安心していられないのじゃないでしょうか。 早々にドメイン移管をすませて逃げ出す予定です。

1 avatar
Jacqueline Hisaki, 日本
2020年4月8日
1
初心者から玄人まで活用できる Wix

最近まで知りませんでしたが、 AIの技術をつかった初心者向けのサービスADI、パワーポイントのような感覚で利用できるエディター、コーディング等のプロ向けの Corvid など利用者や目的に応じたサービスを提供しています。 これまで多くの CMS を利用してきましたが、デザインや操作性では CMS のなかでも間違いなく一番だと思っています。もう少し日本向けのコンテンツが充実されるとより多くのかたにも活用いただけるのではないでしょうか。

1 avatar
Tanaka Aki, 日本
2020年1月31日
5
日本後サポートは最悪です!

Wixを長く使用しています。仕事にも活用しています。個人的には大変満足しています。初心者でも、誰でも簡単にデザイン性にも、機能性にも優れた本格的なウェブサイトが制作できる点では、クローズドソース型のCMSとしては、間違いなく世界一だと思います。 よくWoropressと比較されますが、あちらはオープンソース型であり、どちらかと言えば制作会社などプロや上級者向けのCMSです。使いこなすには、それなりの知識やスキルも必要です。全くの素人や初心者では、おそらく使いこなすことは無理です。一方、Wixは全くの素人や初心者をターゲットにしています。知識やスキルもない全くの素人や初心者が、ここまで本格的なサイトを作れるCMSは他にはありません。その意味では、Wordpressとはまったく別物と捉えたほうがいいでしょう。 また、日本のどんなCMSも全く足元にも及ばない、天と地ほどの差があります。それほどWixは優れています。世界で1億人以上のユーザーがいるのも納得です。 ただ、日本においてWixの致命的な弱点はサポートです。日本語サポートはありますが、サンフランシスコからのメール対応のみです。それ自体は仕方ないとしても、サポートの対応については、どうひいき目にみても質が高いとは言えません。というより最悪です。 海外からのサポートになりますので、時差があります。だから、その日のうちに回答が欲しくても、最短でも日本時間の翌日になるのは仕方ありません。困ることもありますが、我慢しなければならないと思っていいます。 しかし、実態は酷いもので、質問を送っても全く返事がなりことが多くあります。こちらから何度か催促して、やっと回答いただけることが当たり前のようにあります。時にはあまりにも返事がないので、何とか自分で解決し、問合せのことなど忘れた頃に返事が来るってこともあります。全く意味がありません。笑い話です。いいえ、笑い話にもなりません。 それならまだいい方です。場合によっては、どうしても回答が欲しいので、数日、日にちを開けて、気を使いながら何度か催促の連絡することもあります。でも、それでもまったく無視されてしまい、一切の回答やレスポンスがないこともあります。こちらも仕事で利用していますので、回答がなく問題が解決しないと、その先のお客様にも影響を与えてしまいます。どうなっているのか、状況もまったく分かりません。 Wixは日本でも200万件の登録ユーザーがいると聞いています。そのうちアクティブ(稼働)ユーザーの数がどの位なのかはわかりませんが、相当な数になるかとは容易に想像できます。サポートへの問い合わせもきっと多く、限られた日本人スタッフでは、対応も大変なんだろうということは理解できます。 しかし、無視はいけません。こちらも仕事で利用しているわけですし、回答が難しくても、何らかのレスポンスは必要です。プロとして当然です。 ひょっとすると、Wix社内で面倒な客とレッテルを張られてしまっているのかもしれません。しかし、こちらは全くそんなつもりはなく、結構気を使いながら問い合わせをしています。これでは何のためのサポートなのかわかりません。質問の内容であれ、お客であれ、対応が面倒と思ったら回答しない、無視して放っておく・・・それでは困ります。 この点については、Wix社も追加投資をしてでも、ぜひ、日本向けのサポートの充実化を図って欲しいものです。 今の日本語サポートは、サービスとしては最悪のレベルです。というより、到底サポートとは呼べるものではありません。せっかく優れたCMSを提供しているのに、サポートの悪さがが、日本でのWixの評判を下げてしまっているのが残念でたまりません。 ぜひ、非難と受け止めず、Wixを愛し、Wixを長く利用するものとしての激励として受けて止めて頂き、改善に努めて頂きたいと、切に願う限りです。海外のサポートは評判もいいと聞いていますので、日本向けのサポートも充実すれば、日本でもWixは無敵になるのではないでしょうか?

1 avatar
Wix User, 日本
2019年2月2日
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家族との共有マルチユーザーとの共有専門サポートバックアップスマート同期個人向けサービス法人向けサービスチーム向けオプションオフラインフォルダファイルの履歴・復元
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