Pagelyは100%WordPressサイト専用のサービスです。実は「より良いWordPressを目指して」がこの企業のビジョンなのです。この会社は大規模でダイナミックなWordPressサイトを専門にしていて、複雑なニーズにも応えられるという特長があります。 アメリカの会社なのでサービスは英語でしか利用できません。
しかし日本を含め、全世界の利用者がサービスを利用しています。
Pagelyは素晴らしいサービスを提供していますが、日本一のホスティングを利用したいなら日本でオススメのウェブホスティング会社ランキングをご覧ください。また、国際的なウェブホスティングの方が良いという方はHostingerがおすすめです。
機能と使いやすさ
Pagelyは企業レベルのウェブホスティングプロバイダで、マネージドWordPressホスティングプランの数は少ないものの、かなり洗練されています。以下のような特徴があります。
- 稼働率:100%可用性を保証。サービス本質保証制度(SLA)もあります。
- 毎日のバックアップ:ファイルやデータベースを最大14日間AWSにコピー・保存
- ドメインの追加:1つのアカウントにつき15~60個のWordPressサイトに対応
- SSL証明書:全プランに無料SSL証明書付き
- SSDストレージ:30~50GB(プランによって異なります)
- サイト移転:最大2つのサイトを無料で移転
Pagelyは13個のデータセンターを世界各国に配備してプレミアムVPSホスティングを提供しています。アメリカには4個、カナダ、アイルランド、ドイツ、イギリス、フランス、シンガポール、日本、オーストラリア、ブラジルにそれぞれ1個データセンターがありますが、共有ホスティングサービスが必要な方はアメリカのバージニア州にあるデータセンターしか利用できません。これらの地理的な位置のほかに、PagelyはAWSテクノロジーパートナーで、インフラはAmazonのクラウドプラットフォームで建設されているため、リソースは無限にスケーラブルです。
企業レベルのスケーラビリティが必要な場合、高トラフィックで複雑なWordPressサイト専用サービスがたくさんあります。ロード時間を最小限に抑えるためにウェブページはNGINXまたはVarnishでキャッシングされています。もちろん、PHP 7への対応、SSHアクセス、Gitなどのデベロッパーツールも満載です。
価格とサポート
Pagelyは企業レベルでWordPressサイト専用のホスティングを提供しているのがユニークなサービスなので、公平に価格を比較するのは難しいでしょう。それでもPagelyはプレミアムウェブホスティングサービスなので、高価格なのは予想通りですね。また、SSL証明書がプランに含まれていますが、ドメインの取得には追加料金が掛かります。
カスタマーサポートは知識ベースがとても充実していて、24時間年中無休のチケットサポートもあります。 また、ツイッターでの問い合わせにも素早く対応しているのでSNSで問い合わせられるのは便利だと思います。さらに、PagelyのサポートスタッフはライブチャットとSlackでも質問に応じています(午前8時~午後5時、太平洋標準時。平日のみ)。 ただし、電話サポートを利用できるのは特定のプランだけです。
ほとんど(79%)のチケットに1時間以内に回答していて、過去6か月の利用者満足度は99.3%を獲得しています。私の体験では営業時間中にライブチャットで質問すると素早く対応してとても役立ちました。