たくさん使いたいユーザー向けのパワフルなホスティング
Cloudwaysのプラットフォームを試験利用するため、マネージドWordPressホスティングサービスを試してみることにしました。全体的に価格、機能、速度がバランスよくて優れたサービスだと思います。
また、Cloudwaysは他のホスティングサービスからの移転サービス、ファイアウォール、自動バックアップなどの基本的な機能も提供しています。ドメイン登録やSSL証明書などは提供していません が、Let’s Encrypt証明書を管理者パネルから無料でセットアップすることができます。
基本的な部分はともかく、Cloudwaysで注目したい機能について見ていきましょう。
クラウドベースのインテグレーション
Cloudwaysはクラウドベースのインテグレーターとして知られています。高パフォーマンスを必要としている大規模サイトのデベロッパーや管理者の間で人気があるのはそのためです (また、普通のサイト管理者のほとんどが使いこなせない理由でもあります)。
全然意味が分からないという人のために噛み砕いて説明しましょう。Cloudwaysでアカウントを作成すれば6つの大手クラウドプロバイダがホスティングするサーバーを作成できるようになるということです。
さらに、Cloudwaysはマネージドホスティングサービスなので、ソフトウェアのアップデートやサーバーの設定などの技術的に難しい作業を毎日行う必要がないのです。素晴らしいと思います!
ステージングサイトとURL
Cloudwaysはステージング環境とURLを無制限で提供 しています。つまり、公開しているサイトに全く影響しないで新しい要素を試してみたり、コードを編集したりできるということです。
さらに、サーバー全体のクローンを作成できる ワンクリックツールがあり、ファイルやデータベースを個別にクローンすることもできます。この機能を使うとサイトをステージングURLに移動して、作業が完了したら変更内容をサイトにプッシュできるのです。
パフォーマンスを向上する機能
高級なマネージドホスティングプロバイダで期待したいことですが、Cloudwaysには色々なツールが搭載されており、特に通信量のピーク時にページのロード速度を最適化することができます。これにはSSHストレージ、ビルトインキャッシュ(Memcached、Varnish、Redis)、CloudwaysCDNなどが含まれます。キャンペーンなどで突然通信量が多くなることが予想される場合でもサイトが停止してしまう心配はありません。
チームでコラボレーション
遠隔で作業している職員は増え続けていますから、チームの職員と効率的にコラボレーションできるようなツールが必要ですね。Cloudwaysでは他のメンバーにタスクを割り当て、サーバー、アプリ、サイトなどへのアクセス権限をメンバーそれぞれに割り当てることができます。
これはサイトのセキュリティ対策には必要不可欠な機能ですから、このような権限割り当て機能があるホスティングプロバイダをおすすめしています。
デベロッパーツール
デベロッパーの方にはCloudwaysは作業効率を上げるために様々なワークフローツールが用意されているのが魅力的です。例えば、Git自動デプロイでは遠隔レポジトリへの変更は直ちに適用されます。 もちろん、SSHやSFTPアクセスなどの一般的な機能もあります。