Wixロゴメーカー 評判 2024：役に立つのでしょうか？

1

安くてきれいなロゴを作るには時間がかかる

Wix ロゴメーカーはWixが2018年に開発したサービスです。簡単にサイトをデザインできるようなサービスを開発したWixはドラッグアンドドロップサイトビルダー1はかなり感心できるサービスです。ロゴメーカーはWixが対応している言語すべてで利用できます。以下の言語はその一部です。

日本語でロゴを作成したい場合はWixロゴメーカーはオススメのサービスです。日本でデザイナーを雇うより断然安いですし、素早く作成できるので今日中に新しいロゴを手に入れることができます。

ロゴが完成したらファイルをダウンロードしたり名刺を印刷したり、Wixのサイトビルダーサービスで新しいロゴをサイトに挿入したりすることができます。

価格はパッケージごとに異なり、一度料金を支払えばロゴファイルをゲットできます。その後でロゴを編集したい場合、もう一度料金を払うことになりますのでご注意ください。もちろん、最初に作成したロゴで満足できるかが重要ですね。Wixロゴメーカーで満足いくようなロゴを作成できるでしょうか？

このレビューシリーズでは大手オンラインロゴ作成ツールやロゴデザインサービスをすべて試験利用しています。最高のロゴはWebsite Planetの新しい公式ロゴとして利用する予定です。WixロゴメーカーはWebsite Planetの新しいロゴコンテストに優勝できるのか見ていきましょう。

充実した機能

Wixロゴメーカーはステップバイステップのウィザード形式になっており、作業内容を分かりやすく説明してくれます。作業の最初の段階で質問に答えた内容をもとにAI（人工知能）を使ってロゴが生成されます。ロゴは会社名を素敵な書体で書いただけというシンプルなものやアイコン、キャッチコピー、背景職などを取り入れた複雑なものまで様々なロゴを作成できます。

AIがロゴを生成し始めたら、満足できるロゴが表示されるまで生成し続けるように指示することができます。もちろん、どんどん違うものを表示させると質問に答えた内容との関連度が下がってきます。アルゴリズムは一番最初に関連度が高いものを表示してくれるからです。

私の個人的な意見ですが、生成されたロゴはあまりパッとしないものもあります。中には質問の答えと全く関係ないようなロゴも表示されました。その反面、思った通りのロゴもありました。

すべてアルゴリズムに任せなければならないわけでもありません。例えばアイコンライブラリから好きなアイコンを選ぶことができ、生成されるロゴはすべてそのアイコンを含んだものとなります。ほぼ思った通りのロゴができたら好みに合わせて微調整することもできます。ロゴを編集・カスタマイズできることがWixロゴメーカーの最大のメリットなのです。これについては後ほど詳しくご説明します。

サイト名やキャッチコピーの文字数には制限はありません。下のスクリーンショットのように馬鹿らしいくらい長いサイト名でも大丈夫です。

こういうサービスで遊ぶのが私は大好きなのです。
アルゴリズムはランダムですし、細かい部分をカスタマイズできることから、ある程度オリジナルのロゴを作れるはずです。

ロゴが完成したら、スタンダードプランではPNGファイルとしてダウンロードできます。グレースケールや透明の背景などいくつかバリエーションがあります。アドバンスプランでは同じロゴファイルをPNGファイルとして入手できるほか、無限にサイズを編集できるSVGファイル形式やSNSで使用するのに適した大きさの画像をゲットできます。

無料サンプルも

これは大した機能ではないと思うかもしれません。ダウンロードしたときの画像もとても小さいです。しかし私がレビューした他のロゴ作成サービスでは無料サンプルをダウンロードすることはできませんでした。他にも未完成のロゴをSNSで共有する機能がありますが、未完成のロゴを見せたくない場合は無料サンプルのロゴファイルをメールで送信して他の人の意見を聞くのが良いでしょう。

また、サンプルファイルはYouTubeのロゴとして十分な大きさです。

充実したカスタマイズオプション

先ほどもお話しした通り、ロゴエディタとカスタマイズ機能は素晴らしいです。ロゴを購入する前にアイコンを変更できますし（私がレビューした他のロゴ生成ツールではアイコンを変更するために新しいロゴプロジェクトを始めなくてはなりませんでした）、本当に色々な書体から好きなものを選ぶことができます。すべての要素をドラッグアンドドロップしたりサイズを変更したり、回転したりできるなど、簡単な編集ならへっちゃらです。

色を個別に選ぶこともできますし、Wixが用意してくれた色のパレットから好きなものを選ぶことも可能です。私のおすすめは用意された色のパレットから作業を初めて編集を加えることです。ロゴの色と背景色が似たような色なのでコントラストが少なくて見ずらい場合があるからです。

利用者の画面の設定や画面がどれくらい古いかによってはアイコンが全く見えないということもあり得ます。

他のWixのサービスとしっかり統合

Wixはドラッグアンドドロップビルダーが主なサービスですからロゴデザインサービスで作成したロゴはもちろんサイトサービスと一緒に購入できます。ただし、SEOやマーケティングサービスもあるので、Wixが本当に気に入っているならウェブ、デザイン、マーケティングサービスをオールインワンで管理することもできます。

プロのデザイナーにロゴを作成してもらうことも可能

実はプロのデザイナーにロゴデザインなどすべてを依頼することもできます。自分で作成したロゴを微調整してもらうだけでもいいですし、Wixのメインサイトからロゴを一からデザインしてもらうことも可能です。

基本的なコンセプトはイメージできているけど実際にロゴを作成する自信がないという場合は微調整サービスが役に立つかもしれません。他のサービスと比べると一からロゴをデザインしてもらうより素早く安くこなせるのが魅力的です。

私がWixロゴメーカーを使った感想

実は、私がレビューしたサービスからのロゴのうちどれか一つがWebsite Planetの新しいロゴになる（はず）です。Wixで作ったロゴが選ばれるでしょうか？ デザインコンテストサービスでプロのデザイナーに作ってもらったロゴもありますから、Wixはそれには勝てないと思います。

それでも、試してみることにしました。私が利用した体験については上の動画をご覧ください。全体的に満足できました。指示に従って作業を進め、ロゴエディタで満足できるまで微調整しました。しかしその後、ロゴメーカーアプリのサーバーが故障してしまったのです。

故障が理由で減点することもできたのですが、今回はしないことにしました。これには2つ理由があります。

1. コンピュータを使っていれば故障が発生するのは仕方のないことですね。特にサービスがいかにすごいかアピールしたいときに故障してしまうことはよくある話です。コンピュータは頑固でイライラするものなのです。
2. 私は前にWixロゴメーカーを使ったことがありますが、その時には問題はありませんでした。サーバーの故障はまれなのでしょう。私が知る限りでは頻繁に問題が発生しているというわけではないようです。

しかし別の理由で減点することにしました。設定済みの色パレットの多くはそれほどよくありませんでしたし、生成されたロゴもパッとしないものが多かったのでがっかりしたからです。どんなロゴがいいのかイメージできていないならエディタを使ってみてインスピレーションにするのもいいかもしれませんが、時間を無駄にしてしまうかもしれません。まあ、エディタはこのサービスで最高の部分なのでそれほど悪くはありませんが。

最終的にはまあまあ満足できるロゴを作成できました。

Wix Logo Makerで作成されたロゴのサンプルを表示するには、ここをクリックしてください。

クリックできればうまくいきます

Wixは「デザインについて全く知らない人でも簡単にデザインできる」ことを目標としており、長い実績がありますし、今では素晴らしいシステムを構築できています。シンプルでスッキリした印象の設計になっていて直感的に利用できますし、全体的にきちんと分かりやすく説明しています。

また、最も重要なのは、ロゴの購入以外ほとんどすべてのステップでやり直しボタンがあることです。やり直しボタンは本当に役に立ちます。現実世界にもやり直しボタンがあればいいのに、と思ってしまうほどです。

話がそれましたね。レビューに戻りましょう。

購入する前にプロジェクトを保存できる

このようなロゴデザインサービスで最も重要だと思うのはこの機能です。購入する前にじっくり考えられるように、ロゴを保存しておけるようなサイトは素晴らしいと思います。さっさと買わせようとしているサイトには注意しましょう。

作成したロゴを複製できる

これは意外と役立つ機能です。気に入っているけど未完成のロゴがある場合、複製して別のブラウザタブで開いて編集すれば、元のデザインを台無しにしないで色々試してみることができるので便利です。使いやすさを向上してくれる見逃せないポイントです。

ロゴファイルには便利情報付き

動画でも説明しましたが、もう一度紹介させてください。ロゴファイルに付録としてブランドミニガイドがついてくるのです。ロゴで使った色のHEXカラーコード、書体名などの基本的な情報ですが、このような情報が一つにまとまっているのは便利です。

初めてでも全体的に簡単にロゴをデザインできるべきですよね。もちろん、初めて利用する場合やいくらか使い慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、それはWixに限ったことではありません。上でも言いましたが、説明文をしっかり読んでクリックしていけば失敗はしないはずです。

ウィザード自体だけでなく作業全体がシンプルなのです。しかし本音を言うと、ウィザードでもっとたくさんの質問に答えられたらいいなと思ってしまいました。上でも書きましたが、生成されたロゴはあまりぱっとしないものが多かったからです。しかし基本的なロゴの形を選んだらエディタは本当に素晴らしいと思います。

Wixロゴメーカー使ってみるにはWixのアカウントに登録する必要がありますが、エディタを試してみたり、ロゴをデザインしたりするのは無料ですから時間さえあれば試してみる価値ありでしょう。

デメリットは必ず1つはあるものですね

Wixのヘルプのほとんどはヘルプセンターにまとまっています。問い合わせ方法もヘルプセンターに書かれています。知識ベースではロゴメーカーの基本的なことをカバーしているほか、その他のサービスについても説明しています。メールのチケットシステムがあり、電話のサポートシステムもあります。

私の問い合わせには比較的素早く対応してもらえました。質問にもきちんと答えてくれました。

また、ブログにはデザイン関連の記事が掲載されています。詳しいことは書かれていませんが、デザインのインスピレーションには役に立つと思います。

チケット

チケットシステムを初めて使ったときには対応が遅かったものの、上で指摘したサーバー故障のせいだと思います。500エラーについて問い合わせ、ロゴファイルはいつダウンロードできるのか質問しました。

回答はあまり満足できるものではありませんでした。チケットを送信する前に、できたらエラー画面のスクリーンショットを送ってほしいと言われたのです。ロゴメーカーのホームページを除いてロゴメーカー全体でエラーが発生していたようなのでそう伝えました。私の説明の仕方が悪かったのかもしれません。

サポートから以下のような回答が送られてきました。

もっと情報が必要なのは分かりますが、最初のメールで分かるはずのことをいくつか質問されました。夜遅くだったので私は疲れて寝てしまったのですが、朝になったら問題は解決されていました。

次に送信したチケットではロゴをカスタマイズするのにプロのデザイナーを雇えるか質問したところ、しっかり対応してくれました。（このサービスはロゴメーカーのどこで利用できるのかその時点では分からなかったからです。）

電話サポート

興味深いことに、利用者からWixに電話することはできませんが、Wixが利用者に電話をかけてくれる仕組みになっています。つまり、自分の電話番号を伝えておくと電話をかけてくれるということです（正しい国・地域を選択して国番号を入力するのを忘れないようにしましょう）。私が電話番号を送信したら、1分以内に電話がかかってきました。

ロゴメーカーにオリジナルのアイコンをアップロードできるのか質問しました。予想通り、「できない」と回答してくれました。

通話が終わる前に「電話サポートの満足度アンケート」がメールで送られてきました。効率的だと言えますが、押しつけがましいとも言えます。

支払い方法はVisa、マスターカード、ディスカバー、アメリカンエキスプレスに対応しています。

前にも書きましたが、ロゴの無料サンプルをダウンロードできます。しかしビジネスでの利用は許可されていません。ビジネス以外の目的で利用するための割引されたプランはありません。返金保証がないので本当にロゴに満足できたか確認してから購入しましょう。ロゴを購入した後に編集したい場合、別のロゴを新しく購入することになります。

使用権

両方のプランでビジネス目的でロゴを使用できます。電話サポートに問い合わせた時には著作権に関して満足のいく回答をしてくれませんでしたが、知識ベースにはロゴを商標登録できると書かれています。私は法律には詳しくありませんが、商標登録できるということは著作権はあなたのものになるということだと思います。

推測にすぎませんが。