Smashinglogo 評判 2024年│オススメしない理由とは

このサービスはオススメしません。

Smashinglogoは2015年に始まったサービスです。利用可能な言語は英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、オランダ語、イタリア語、ポルトガル語、ポーランド語、ロシア語、ハンガリー語、チェコ語、ルーマニア語、スウェーデン語、トルコ語などたくさんありますが、どの言語でもサービスはオススメできません。

日本のデザイナーにロゴのデザインを依頼するより間違いなく安いですが、Tailor Brandsなどの他のツールを使うことをお勧めします。

Smashinglogoはロゴを作ることしか機能がありません。他のサービスもアドオンもないのです。無料パッケージはありませんが、有料パッケージの価格はまあまあ良いでしょう。

しかし安いからと言ってオススメしているわけではありません。 なぜこのツールは避けるべきなのか知っておきましょう。このレビューをお読みいただければ納得してもらえると思います。

最小限の機能しかない

サイトには見本のロゴやレビューさえありません。サービスの質を確認できるものはホームページに全くないのです。デザインコンセプトとしてのミニマリズムはありだと思いますが、ちょっとやりすぎでしょう。

それでも、試しに会社名を入力してロゴを生成してみると、Smashinglogoにはたくさんの機能があることに気づくでしょう。ステップバイステップウィザードはありませんし、作業方法についての説明もほとんどありません。ユーザーインターフェイスはどうでしょうか？ 以上のスクリーンショットのほかにはあまりご紹介する画面はありません。

自分でロゴや書体を選べません。ロゴ生成機能に任せるしかないのです。好きなように要素をドラッグアンドドロップしたりできず、気に入るようなロゴを生成機能が作ってくれることを祈るしないのです。

幸運なことに色を選択することは可能です。これについては後ほど詳しくご説明します。キャッチコピーを追加することは可能です。Smashinglogoは透明性に対応しており、ロゴは最も安いプランではPNG形式、ビジネスプランではPDFとEPS形式でも利用可能です。

機能の少ないエディタを使って既存のロゴの異なるバージョンを生成したり、Smashinglogoのデザイナーにロゴの修正を頼んだり、プレミアムプランでお金を払ってカスタムアイコンをデザインしてもらうこともできます（これについても後ほどご説明します）。

会社名とキャッチコピーには文字制限があり、長すぎるとロゴは生成されません。しかし何文字までなら大丈夫なのかどこにも書いてありませんし、テキストフィールド自体には文字制限がないのです。一文字ずつ入力して生成ボタンを押してどこまでできるか確認すればわかると思いますが、そんな暇ありませんよね。

登録は必要なし

これは注目ポイントです。登録しなくても利用できるのです。このアプリはクッキーやローカルストレージなどであなたについて覚えておいてくれます。また、生成したロゴを約2週間保存しておいてくれます。購入したいか考えるために役立ちますね。

注目ポイントだからと言って良いことだとは限りませんよ。

シンプルだというのはある程度良いと思います。好きな時にサイトに戻っていつでもロゴを再確認することができます。しかしデザイン作業には時間制限があり、あなたが作成したロゴを別のコンピュータから支払いたい場合は厄介です。また、別のブラウザやコンピュータから同じデザインにアクセスすることはできません。作業を開始したら同じ端末から作業を続けなくてはならないということです。

可能性は（一応）無限大

アイコンライブラリ、イニシャルベースのロゴでは素敵な大文字、書体の種類などはある程度充実していますから一応ユニークなロゴを作成することができます。しかししばらくすると同じようなオプションばかり表示されてしまいます。これはSmashinglogoだけの問題ではありませんが、高度なカスタマイゼーション機能がないため、デメリットとして目立ってしまいます。

プレミアムプランにはいくつかカスタムロゴデザインが可能

上でもご説明しましたが、Smashinglogoのチームにロゴの編集を依頼することができます。小さな編集の場合は無料でやってもらえます。大幅に編集してもらう必要がある場合、プレミアムプランには1時間という時間制限付きのデザインサポートがあります。大したことありませんが、ないよりましでしょう。

購入前にフィードバックを送信

共有機能があり、Facebook、Twitter、WhatsApp、Telegramで生成したロゴのプレビューを送信することができます。Telegramは聞いたことがありませんが、一種のソーシャルネットワークなのでしょう。購入する前に友達や同僚からフィードバックを得られるのは便利だと思います。

Smashinglogoの感想

ウィザードや手順はほとんどありません。インターフェイスは非常にシンプルです。Smashinglogoの「仕組み」のページでもはっきりした説明はありません。いくらか試行錯誤してみたところ、比較的素早く仕組みを理解することができました。

かなり面倒です。

高度なカスタマイゼーション機能はほとんどないため、気に入るようなロゴが表示されるまで「生成」ボタンをクリックし続けなければいけません。次に、エディタで「バリエーション」画面にアクセスし、クリックし続けました。元のデザインより気に入るようなデザインがなかったため、しばらくしたら諦めました。（元のデザインはまあまあ良かったと思います。）

デザインの質が悪いのか、諦めてさっさと支払うことを期待しているのか分かりませんが、作業は時間がかかり、面倒でした。

もちろん支払いは簡単です。当たり前ですね。

機能が少ないので覚える部分も少ない

繰り返しますが、説明は少ないです。しかし、クリックしてみれば使い方が分かると思います。クリックできる部分があまり多くないからです。いくつかチュートリアルがあったら良いと思いますし、最低でもツールに関するヒントはもう少し表示してもらいたいところです。

この欄では、使いやすさアップの機能を3つ説明しなければならないのですが、インターフェイスは非常にシンプルだということはご説明した通りですから、使いやすさアップの機能を見つけられるか心配です。

生成したロゴを一応保存できる

これはすべてのレビューで重視しています。後で確認して購入するか決められるように作業内容を保存しておけるのは重要な機能です。登録作業はなく、ロゴは2週間保存しておけます。一応作業内容を保存しておくことができます。

しかし、すでに作成してあるロゴを確認したい場合、1台のパソコンでしか確認できないのは残念です。メンバー登録は面倒ですが、その方がいいと思います。登録システムがないということは、他の人とコラボレーションしたい場合、同じ場所にいたり画面を共有できなければ作業しにくいからです。

色の変更は簡単

ロゴ生成ツールの中には色のオプションを隠そうとしているものや選べる色の数を極端に少なくしているものがありますが、Smashinglogoは300色から選ぶことができます。ですがカラーピッカーがあった方がいいと思います。期待しすぎだとは思いませんが、どう思いますか？

とは言え、すべての要素の色を選ぶことはできません。1つ色を選んだら複雑なロゴの場合、濃淡のあるアイコン部分などロゴは全体的にその色に変ってしまいます。

似たようなロゴを生成できる

ロゴ生成ページの一番下には、お気に入りに追加したロゴとよく似たロゴを生成できる機能があります。完璧ではありませんが、ないよりはましでしょう。

全体的にロゴは簡単に取得できます。思い描いたのとそっくりのロゴをゲットするのは難しいと思います。私はいくつか質問を投げかけてくるウィザードに使い慣れています。このロゴ生成ツールの場合、ランダムでロゴを生成していき、気に入ったロゴが表示されるまで根気よく生成ボタンを押し続けることになります。

全体的に使いやすいですが、直感的というほどではありません。Smashinglogoには他社で見られるような多くの機能がないのはなんでだろう、と思ってしまいます。

メールのサポートは良好

サポートはまあまあ良いと思います。

Smashinglogoには知識ベースやチュートリアルはありませんし、「仕組み」のページに書かれている情報以外資料はありません。FAQのページにもあまり書かれていません。幸運なことに、サポートは本物の人間が対応しているようで、便利です。すべてメールでのやり取りで、サイトのフォームから問い合わせるか、同じページに書かれているメールアドレスに直接メールを送ることもできます。

私の対応をしてくれた人は親切で素早く対応してくれました。営業時間だけですが。営業時間は書かれていませんが、このビジネスはオーストリアの住所なので、オーストリアの営業時間内にメールに返信してくれました。

まず初めに、ロゴの使用権について質問してみました：

次に、領収書のメールをなくしてしまった場合に備えて、ネットで領収書を見るにはどうすればいいのかと質問してみました。そういうこともあり得ますからね。

最後に、Adobe Illustrator（AI）とAffinity Designer（私が利用しているベクトルエディタ）に対応しているか聞いてみましたが、これらのファイル形式をお願いしても送ってくれないということが分かりました。そういうものですよね。EPSはスケーラブルな画像では標準的なファイル形式です。

さらにビジネスプランでは「満足保証」があり、ロゴを購入した後、30日以内にSmashinglogoでもっと気に入るようなロゴを作成した場合、新しいロゴに使用権を移してくれます。これは一回限りのサービスです。

返金保証はありません。また、ロゴの無料サンプルもありません。

プレミアムプランでは1時間高度な編集を行ってもらうことができ、カスタムメイドで作成してもらえます。しかしはっきり言って、Designhillでは同じくらいの価格でデザイナーにデザインしてもらうことができますし、もう少し料金を払えばDesignCrowdでデザインしてもらうこともできます。他のサービスでは1時間以上かけてデザインしてもらえるのです。

購入することにした場合、以下の支払い方法に対応しています：

• マスターカード
• Visa
• アメリカンエキスプレス
• PayPal
• 銀行振替
• Apple Pay

支払いはPaddle.comというサードパーティが処理します。ちなみに領収書にはPaddle.comと表記されます。

支払った後は編集できません。上でも説明した通り、いくらか修正をお願いすることはできますが、Smashinglogoのデザイナー次第です。

このサービスは全体的に思った通りのロゴに似たようなロゴを作成できるといった方がいいかもしれませんね。問い合わせてカスタムデザインを依頼してくれることを期待しているのでしょう。アップセルは当たり前ですし、衝動買いしてもらいたいという会社の思惑が見え見えです。スタンダードおよびビジネスプランの価格は納得いくものですが、このサービスはビジネスとしての印象が怪しげだというのが本音です。

使用権

ロゴを自由に使用する権利はすべてあなたのものになります。しかしそれだけです。著作権はあなたのものではありません。お金を払っても著作権はSmashinglogoのものなのです。

あなたの権利は自由にロゴを使用できるというライセンスであり、ロゴの知的財産権はあなたのものではありません。ちょっと変だと思います。