メールキャンペーン
ソーシャルメディアまたはSNSとは連携していませんが、無料アカウントでは12,000通/月送信可能なので、無料で色々な機能を試すことができます。
豊富なメールテンプレート、モバイル端末向けメール作成
多様なデザインと様々なカスタム可能なモダンテンプレートを使用することができます。Twilio SendGridではレガシー・テンプレートとトランザクション・テンプレートの2種類のテンプレート機能が用意されており、これらを組み合わせることで柔軟なテンプレート運用が行なえます。 HTMLメールのデザインを統一するために利用される機能です。
レガシー・テンプレートとはHTMLメールのデザインを統一するために利用される機能です。ウェブポータルからテンプレートを登録して有効化しておくだけで、全てのトランザクションメールにテンプレートが適用されます。レガシーと違ってトランザクション・テンプレートはウェブブラウザ上でテンプレート編集やバージョン管理ができるため、柔軟なテンプレート運用ができるようになります。
従来のテンプレート機能(レガシー/トランザクション・テンプレート)に加え、新しいテンプレート機能である「ダイナミック・トランザクション・テンプレート」がリリースされました。両機能とも、メールの雛形を作成して再利用したり、宛先ごとに異なる文字列を埋め込んだりすることが可能ですが、後者の方が「条件分岐してコンテンツを切り替える」といった細かい制御に適していて、内容を動的に変更できます。
テンプレートを選択してデザインエディタまたはコードエディタを編集できます。つまり、ドラッグアンドドロップエディタはデザインエディタです。デザインエディタでは、配置した各モジュールを編集するだけではなく、キャンペーンやテンプレート全体の背景色・文字色・フォントの種類といったスタイルを変更することもできます。ドラフトを自動的に保存してプレビューを表示できます。直接HTMLを記述することで編集することがコードエディタです。プレビューやタグの補完、エラーの指摘などの便利な機能があり、快適にHTMLを編集することができま
また、Twilio SendGridは携帯キャリア向けメールも対応できます。SendGridは米国発のサービスですが、日本のキャリアメールにも問題なくメールを届けることができます。でも、キャリアメールには様々な制限があるため、一般的なメールプロバイダに送信するのと比べて、気をつけなければいけないことが増えてしまうのも事実です。Twilio SendGridエディターでは、デスクトップとモバイルプレビューを提供しており、簡単に表示を切り替えることができます。
Twilio SendGridでは右から左へ記述される (RTL) 言語もサポートしていますが、コードエディタで設定を行う必要があります。
優れたパーソナライゼーション
パーソナライゼーションはメールマーケティングの成功において常に大切な要素であり、重要なテスト項目でもあります。受信者に関するデータ(受信者自身の情報や、活動履歴など)が多ければ多いほど、パーソナライゼーションの機会が増えます。Twilio SendGridにはメール送信で、動的に中身を変更するメールの送信機能があります。置換、条件付き分岐、および繰り返し設定はメール送信に使用できます。 また、コードを置く必要がありますが、性別に応じて命名方法を変更するように設定することもできます。問い合わせの自動返信メール、オンラインショップの領収書など、パー
ソナライズが可能なため様々な用途で使える機能かと思います。
宛先ごとにも異なる内容を設定した一斉送信で、異なる文字列を件名や本文に差し込むことが可能です。 また、機能上は送信元メールアドレス(ヘッダFrom)は自由に変更することが可能です。ただし、利用規約上、ご契約者様が所有されているメールアドレスを利用する必要があります。
A/B テスト
メールのエンゲージメントを最大化するために、テストすることをお勧めします。Twilio SendGridではA/Bテスト機能を提供しており、無料プランでもテスト可能です。
メーリングリストやセグメンテーション
メーリングリストの作成やカスタマイズすることである宛先の追加・アップロード・編集・削除の操作も非常に簡単です。2,000宛先までは無料ですが、これを超えると、10,000宛先単位で追加料金が発生します。アップロード用のファイル形式はCSVですが、CSVファイルのアップロードで、簡単にSendGridデータベースへ宛先を追加できます。 スプレッドシートで宛先データをお持ちの場合、マイクロソフトエクセルやグーグルスプレッドシートのようなアプリケーションを使うことで、CSVファイルとして保存することもできます。また、その他のデータベースシステムでも、大抵は宛先をCSVファイルとしてエクスポートできるはずです。
CSVファイルをインポートしCSVファイルの最大サイズは2GBです。その機能、分析、使いやすさについては、専門家のレビューをご覧ください。
CSVファイルはUTF-8のみをサポートしていますが、画面のタブからファイルをアップロードするだけでなく、手動でファイルを追加することもできます。
また、宛先データを登録する際に指定可能な宛先データの任意集合であるリストも設定できます。例えば、展示会やセミナーなどで収集した宛先データをそれぞれリストとして作成可能です。各宛先は複数のリストに所属することができます。
Twilio SendGridでは、お客様が管理している顧客データベースなどから目的別に作成した宛先リストを必要に応じてアップロードして送信に利用していましたが、新機能では、Twilio SendGrid上で顧客データベース管理とセグメント化が行えるようになりました。 セグメント(Segment) は全宛先(ALL CONTACTS)または、リスト内の宛先のうち、設定した条件を満たす宛先データの集合です。リストとの違いは条件を式で表せる点です。条件には、予約フィールドやカスタムフィールドといった静的なデータの他、過去のキャンペーンメールの開封やクリックなどのエンゲージメントデータを指定できます。
セグメント配信である宛先リストを一定の条件に基づき分類(セグメント化)し、セグメント毎に適切な内容のメールを送信することも可能です。そのようなセグメントが最大200のセグメント作成できます。一つのセグメントに対して最大15の条件(テキストが一致する、テキストが一致しない、テキストを含むなど)を実行できます。また、それをCSVファイルとしてエクスポートできます。その機能が他のサービスと比較したら優れているところです。
Twilio SendGridにだけではなく、メールの世界では、可能な限り「送信すべきではない宛先」への送信を避けることが到達率を維持する上で非常に重要です。これを守らないと最悪の場合、送信したい宛先にもメールが届かなくなってしまう可能性があります。宛先リストは、時間の経過とともに古くなります。そもそも宛先リストの入手方法に問題がある場合、罠が仕掛けられている可能性もあります。最悪の事態を避けるため、宛先リストのクリーニングは適切に(そして定期的に)行うべきです。
Twilio SendGridにその機能を提供しており、複数のオプションがあります。SendGridでは、一度バウンスした宛先、配信停止された宛先、迷惑メール報告された宛先はサプレッションリストに登録され、以降同じアドレスへの送信を自動的に破棄(ドロップ)することで、レピュテーションを保護しています。しかし、SendGridから初めてメール送信する場合は、これらの保護機構は利用できません。このような場合、一斉送信前に外部のクリーニングサービスを利用して宛先リストをクリーニングすることをお勧めします。例えば、キックボックスやBriteVerify というサービスを利用することで行うことができます。
メールマーケティングサービスの他の重要な側面のいくつかは、サプレッションリストと配信停止の問題です。配信停止(Unsubscribe)は、メールの購読を解除するという受信者のアクションです。 一般的にはメール内の配信停止リンクをクリックすることで完了します。配信停止の管理は、メールの配信到達性を最大限高めるためのキーとなる要素です。受信者がメールの購読を解除したいと思った時に、そのことを”迷惑メール報告”ボタンを使わずに簡単に伝えることができれば、レピュテーションを下げずに済みます。
サプレッション(Suppression)は、受信者がメールを購読解除した、もしくはその宛先へのメール送信が受信側のメールサーバやプロバイダに拒否された際の、送信者のアクションです。サプレッションリストは、メインのメーリングリストに含まれていてもメールを受信しない連絡先のリストです。サプレッションリストのメールアドレスに送信しようとすると、SendGridは自動的にメールをドロップします。 さまざまな種類がありますが、不要なメールが送信されないようにし、評判をできるだけ高く保つための手段です。
Automation
ビジネスを行う上で、ユーザにとって必要な情報(領収書など)を送付するトランザクションメールや、販促目的のメッセージ(ニュースレターやクーポンなど)を送付するマーケティングメールには、皆さん馴染み深いのではないでしょうか。オートメーションメールはトリガーメールとも呼ばれ、サービスのウェブサイト内やアプリ内での、ユーザの特定の行動に基づいて自動送信されるメールのことです。オートメーションメールはリアルタイムかつ1対1のコミュニケーションを可能にし、エンゲージメント/リテンション/ロイヤルティの向上につながることが期待できます。オートメーションメールは価値があるにも関わらず導入している企業は多くはありません。それでも、Twilio SendGridではオートメーション機能を提供しています。