今時、商品を販売したいという人はネットショップを開設するのが当たり前です。でも、プロを雇って高額な料金を払ってネットショップを作成してもらう必要はありません。以下で紹介するサイトビルダーを使えば素早く簡単に予算があまりなくても独自のネットショップを作成することができます。
どのプラットフォームがあなたに最適か見極めるために以下のようなポイントを検討していきます。
セットアップの簡単さ
どの価格プランでどのような機能を利用できるか
電子取引テンプレートの質
消費税ツール、在庫管理、発送などに関する高度なツールがあるかどうか
まず、
Wix1 を見ていきましょう。WixはWordPressの次に人気のあるサイト作成プラットフォームです。およそ1億人以上のユーザーを誇っています。登録と利用が簡単だからでしょう。
登録していくつか質問に答えたらテンプレートを選択してサイトをカスタマイズし始めることができます。Wixのビルダーを使ってサイトをカスタマイズするのは初心者にとってはちょっと戸惑うこともあるかもしれません。しかしたくさんのチュートリアルやガイドがあるので、慣れればとても簡単です。
450以上のテンプレートと、60ものネットショップテンプレートがあるのでデザインの選択肢は文句なしでしょう。Wixのテンプレートがすべて高品質というわけではありませんでしたが、それは過去の話です。
EコマースプランまたはVIPプランで電子取引機能を利用することができます。両方ともWixの提供している電子取引機能を利用することができます。この機能には支払いゲートウェー、割引、配送、消費税の計算、在庫管理、機能性のあるネットショップなどが含まれます。
店頭販売や配送業者の統合、オムニチャネルの小売などのとても高度な機能は利用できませんが、十分な機能性があります。
名前から検討が付くでしょうが、このプラットフォームは本当に電子取引に特化しています。
Bigcommerce1 は電子取引をターゲットにしている最も人気のあるウェブサイトプラットフォームで、たくさんの高度な機能を提供しています。
残念ながら無料プランはありませんが、基本的な機能を試して15日のトライアル期間内にネットショップを開始することができます。期待通り、すべての価格プランで電子取引機能を利用できます。また、すべてのプランで手数料が0%、商品数も無制限、スタッフのアカウントも付いているのは魅力的です。すべてのプランで基本的な機能があります。より高価なプランを選択すると、よりフレキシビリティーがあり、高度な機能を利用できるようになります。放置された買い物かごを復元したり、カスタムSSL・商品のフィルタリングなどの機能が追加されます。
1年間で売り上げ数が一定の数を上回るとプランをアップグレードしなくてはならなくなります。大規模企業のためにはエンタープライズプランがあり、無制限でプレミアムサポートを利用できます。
Bigcommerceではいくつか機能的なアプリがあるので電子取引機能を拡大することができます。
高度な機能に関してはBigcommerceはオールインワンのサービスです。最高の機能には現実世界でのショップやその他のオンライン販売チャネルなどとしっかり統合できることや、在庫管理システム、配送サービス(ShipperHQ)などがあります。これにより、既存のビジネスとBigcommerceのサイトを統合してビジネスを拡大するのが比較的簡単になっています。
美しいデザインで最小限主義のモダンなネットショップを作成したいなら
Squarespace1 がおすすめです。およそ90しかテンプレートがない理由の一つは品質管理がしっかりしているからです。
Squarespaceの主なデメリットはウェブサイトビルダーの操作が直感的でないことと、ドラッグアンドドロップ機能がないことです。素晴らしいテンプレートからサイトを作成し始めることができますが、カスタマイズできるオプションはあまり多くありません。
電子取引に重点を置いているものの、Squarespaceには2種類の価格プランがあります。ウェブサイトまたはネットショップで価格プランが分かれているということです。ビジネスウェブサイトプランには電子取引機能が内蔵されています。しかし取引手数料があり、高度な機能が制限されています。
ネットショッププランでは手数料を支払わなくて済み、以下のような高度な機能にアクセスできます。
強力な測定・分析ツール
在庫、注文、消費税、クーポンの管理
ShipStationで伝票の印刷
顧客アカウント
アドバンスオンラインストアプランでは以下のような特典も利用できます。
放置されたカートの復元
リアルタイムの配送業者統合
割引をより細かくコントロールできる
サードパーティーのソフトウェアを統合可能
実店舗の統合が可能なのは本当に役に立ち、Bigcommerceと似ています。
Squarespaceは機能的でインタラクティブなストアを作成できるような素晴らしい機能と提供しており、素早いプロダクトビューや簡単チェックアウトが可能です。支払い方法はやや限られているでしょう。しかしSquarespaceは比較的多くの通貨に対応しています。
Bigcommerceを同じように、
Volusion1 も電子取引やネットショップにターゲットを絞っています。最も操作が簡単なプラットフォームの一つであり、ネットショップをセットアップするのに役立つステップバイステップの初心者ガイドがあります。また、カスタマイザーも操作が非常に簡単でドラッグアンドドロップ機能があるのもいいでしょう。
商品を追加してストアを作成するのは簡単で楽しい作業です。この一覧で最も簡単なプラットフォームだと思います。テンプレートライブラリはそれほど規模が大きくありませんが、すべてネットショップのために作成されていることを考慮すると50ほどテンプレートがあるのは十分でしょう。
全ての価格プランにある程度電子取引機能があります。プランの価格が上がるほど以下の要素が増します。
プレミアムプランには以下が提供されています。
商品数無制限
帯域幅:35GB
優先的なサポート体制
特設アカウントマネージャ
Volusionに欠けている最も重要な部分は実店舗への統合に関することです。オムニチャネル統合、在庫管理などの必要最小限のものがありますが、配送の統合や配送業者の統合機能はありません。ネットショップを素早く簡単にセットアップしたいという人には適していますが、大規模ビジネスには機能性が足りないと思います。
注目したい点は50もの支払いゲートウェーに対応していることです。ほぼすべての主要な支払い方法を利用できるのは嬉しいポイントです。
WordPress1 は紹介するまでもありませんからプラットフォームについて早速ご説明しましょう。登録に関してはWordPressは他社よりやや面倒です。色々な機能をアップセルしようとしますし、サイトに関していくつか質問されるからです。しかしこのようなステップが完了したら大体スムーズに行えます。
中央ダッシュボードからWordPressのサイトに関する全てのことを行えます。WordPressはブログに焦点を当てているのでコンテンツの作成が本当に能率的に行えます。
価格プランに関しては、パーソナルプランでは電子取引能力は一切ありませんし、プレミアムプランでは1種類の支払い方法にしか対応していません。しかしビジネスプランを選ぶと、WordPressのプラグインやサードパーティーのテーマすべてにアクセスできます。これにより、電子取引の機能を飛躍的に拡大することができます。
Woocommerceなどのプラグインでかなり高度な機能のあるネットショップを作成することができます。BigcommerceやSquarespaceなどで利用できる配送の統合や実店舗のような機能はありませんが、配送料金率、消費税、たくさんの支払いゲートウェー、その他の拡張機能などを追加することができます。
また、機能を最大限に利用するためにはStorefrontというテーマとペアリングすることをおすすめします。
どの電子取引サイトビルダーがいいと思いますか ?
ご覧の通り、ネットで商品を販売したいと考えている色々なビジネスのニーズに適したネットショップビルダーがたくさんあります。全体的にトップのサービスを選ぶとなると、Bigcommerceだと思います。Squarespaceは高度な機能しかありませんが、操作が簡単でテンプレートの種類も多く、他のチャネルや実店舗と統合できます。高度なプランでもかなり低価格なのでSquarespaceも検討をお勧めします。
しかし他のプラットフォームよりも高価格なのは否定できません。経済的なオプションにはWixをおすすめします。全体的に素晴らしいプラットフォームで電子取引機能も優れています。