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Udemyとは?どのような特徴があるの?
Udemyはほぼ何でも学習できるオンライン講座になるという目標を掲げているプラットフォームです。 Udemyには10万以上のオンラインコース が用意されています。仕事のスキルアップ用のコースのほか、趣味で学習するためのものもあります(テレビゲームの遊び方を教えてくれるコースもあるほどです)。 会社はUdemyの最も人気のあるコースを職員がアクセスできるようにすることができ、職員のスキルアップを促進できます。 Adidas、Pinterest、Eventbriteなどの大企業がこのような取り組みをしています。 色々な内容の講座を提供するため、Udemyでは誰でも講座を公開できるようにしています。そのため、植物の管理方法など、他のオンラインコースサービスにはないようなコースも用意されています。 誰でも講座を公開できるというのは良いことでもありますが、悪いことでもあります。良い理由は、資格がなくても専門知識があれば発信できるからです。Udemyの講座作成者は大学院生やプロであることが多く、特定の話題に関する専門家なのです。 悪い理由は何でしょうか? Udemyはオープンな形式になっているため、有名な講師や大学の教授などはあまりいません。そのような講師はCourseraのような知名度の高いプラットフォームを好んで教えているからです。 また、質の悪いコースもあります。時間をかけずに質の悪いコースを公開しようと思ったら私でもできてしまうのです。 しかし、そのようなコースだと悪い評価がつけられてしまうため、時間を無駄にしたくないなら高く評価されているコースを選ぶのがベストでしょう。ただしUdemyのレビューシステムにはいくつか重大な問題があるので、それについては後ほどご説明します。Udemyで受講できるコースの種類
コースはキーワード検索か、カテゴリ別に探すことができます。 メインカテゴリ(例:デザイン、経済、写真、健康・フィットネスなど)には複数のサブカテゴリでさらに整理されています。 カテゴリページにはそれぞれトレンド中のコースや人気コースが含まれています。 割引なしで購入する場合、ほとんどのコースが25~200ドル程度です。しかし割引で入手したり、クーポンを使って無料で入手できることもよくあります。私の利用体験:Udemyの背景
過去3年の間、私はUdemyで3つのコースを受講してきましたが、このレビューのために新しいコースに登録して、過去の利用体験から変わっていないか確認してみることにしました。 Udemyでコースを受講するとはどんな感じなのかお見せし、長所と短所を指摘していきたいと思います。 WordPressの使い方に関する講座を受講しました。私はすでに WordPress の使い方をよく知っており、講座の質を公平に評価できると思ったからです。 コースはデビッド・マレーという方が講師で、この方はSEOトレーニング・コンサルタントグループで長期間ウェブデベロッパーとして働いている人のようです。 講座の購入は簡単です。 Udemyのアカウントを作成,したら、コースのページから購入ボタンをクリックし、チェックアウトフォームが表示されます。 主要なクレジットカードまたはPayPalでの支払いが可能で、隠された料金は一切ありません。 早速講座について見ていきますが、コースはセクション(レクチャー)に分けられており、セクションは短い動画として分けられています。 隙間時間にコースを進めていきたいという場合、数分ごとに進行できるので便利です。また、長い動画を一度に見る必要がないため、精神的にもプレッシャーが少ないでしょう。 ソフトウェア自体はスムーズに作動し、動画プレーヤーには以下のような便利な機能が搭載されています:- 再生速度の変更
- 5秒ごとに早送り・巻き戻し
- 字幕の表示
- 書き起こしの表示(右側のパネルに表示されます)
コースのまとめ
利用した感想として、コースの質に関していくつか印象に残ったことがありました。- 画質と音質が良い。講師が何と言っているか聞き取りやすく、分かりやすいです。また、動画の画質も良いので画面に表示されているものが鮮明に見えます。
- ペースも良い。私が受講したコースは初心者向けで、コースの内容は初心者に適していると思いました。各セクションでカバーしている内容を適切な時間で説明していると思いました。
- 情報が最新ではない。このコースは2018年に公開されたものでした。それ以来、WordPressには何度か大きなアップデートが行われていますし、このコースでは新機能であるGutenbergエディタについて説明しておらず、初心者の多くはこの機能が難しいと思っているはずですから、講座で説明した方がいいと思います。
Udemyのコースで返金保証はあるの?
Udemyでコースに登録することの最大のメリットは、購入したコースにはすべて30日返金保証があることです。 ただし購入から30日が過ぎると返金してもらえないので注意しましょう。 返金システムの悪用を防ぐためにいくつかのルールがあるのでそれにも注意が必要です。コースのコンテンツをすべてダウンロードした場合、返金の対象外となります。さらに、頻繁にコースを返金してもらった場合、利用停止になることもあります。 返金の申請方法は比較的簡単です。購入したコースにログインすると、画面右上のドロップダウンメニューから「返金を申請(request a refund)」を選択できます。 そこから返金申請のフォームを入力するだけで作業が完了します。Udemyで気に入ったこと
Udemyの最大のメリットについてみてみましょう。 完璧なプラットフォームではないものの、気に入ったことはたくさんありました。 まず、コースがバラエティーに富んでいるのはすごくいいでしょう。これほどたくさんの話題について多数のコースを提供しているオンライン講座プラットフォームはありません。 犬の訓練、化粧の仕方、動画の編集など、本当に多様な内容で良質なコースが用意されています。 趣味でコースを受講する場合、Udemyが最高だと思います。 次に、コースのソフトウェア自体がとても優れています。動画プレーヤーとコースのナビゲーションはスムーズで直感的に利用できます。バグは一切発生しませんでしたし、何かが見つからないということもありませんでした。 最後に、自分のペースでコースを受講できることも良いでしょう。edXのようなプラットフォームでは受講したいコースがある場合、登録日まで待つ必要がありますが、Udemyではコースを完了させる期限などはありませんし、いつでも好きな時にアクセスできます。Udemyで気に入らなかったこと
このプラットフォームには間違いなく問題があることは最初に指摘した通りです。Udemyで気に入らなかったことは主に3つあります。 最大のデメリットは誤解を招くレビューシステムです。 5点中4.8点と評価されているコースを見たら素晴らしいコースだと思いますよね。実はそうでない場合もあるのです。 その理由は大幅割引です。コースの作成者は90%以上の割引を提供したり、新しいコースの場合は初めの数人に無料でコースを提供する場合があります。 これには問題があります。10ドル支払った商品と200ドル支払った商品ではどのような内容かという期待が全く違いますから、レビューの内容も違ってきます。 明らかに悪い講座を見極めるためにレビューは役立つものの、高評価のコースの場合は必ずしも良いというわけではないのです。 次に、誰でも講座を教えられるため、低品質の講座がたくさんあることです。ほとんどの講師は良かれと思って講座を公開していますが、必ずしも内容について正確な知識があるわけではないので、間違った内容を教える場合もあります。 さらに、動画や音声の質がバラバラであることも多いのです。質がとても良いものもありますが、全くダメなものもあります。 最後に、コースが数百回良い評価を得ると、カテゴリのトップにとどまります。多くのカテゴリページには数年前に作成されたコースが多数掲載されて、一部のコースでは古い内容を教えています。 講座の内容を更新することはできますが、必ずしも更新されているとは限りません。過去には5つ星評価が打倒だった講座もありますが、今は内容が古くて5つ星以下であるべき講座もあります。Udemyはキャリアアップに役立つ?
オンライン講座でキャリアアップを目指したいという人にとっては残念ながらUdemyはそれほど役に立たないということを理解しておきましょう。 コースを完了するとUdemyのコース修了証書を取得できるものの、私の経験では多くの会社で軽視されているようです。 ほとんどのケースで履歴書には書くべきではありません。しかし講座で学習することで仕事をよりうまくこなせるようになり、昇進したり昇給したりできる可能性はあるでしょう。 キャリアアップのためだけにUdemyのコースを受講するのはあまり意味がないかもしれませんが、受講して損をすることはないでしょうし、仕事で役立たないとは言い切れません。Udemyと他のオンライン講座サイトの比較
Udemyの最大の競合相手はCourseraとedXです。 私の意見としては、仕事で役立つスキルを習得したいならedXまたはCourseraを利用した方がいいと思います。 しかしUdemyの方がコース数が多いですし、趣味向けのコースを提供しているのは3社のうちUdemyだけです。特定のスキルや内容について学習したい場合で、CourseraやedXで口座がない場合はUdemyを試してみましょう。edX | Udemy | Coursera | |
講師 | 大学教授 | 誰でも講座の作成が可能 | プロや大学教授 |
講座の一般的な価格 | 登録は無料(証明書や試験の価格は50~99ドル) | 無料~200ドル | 登録は無料(証明書や試験の価格は29~99ドル) |
コース数 | 2,600以上 | 100,000以上 | 2,700以上 |