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ThemeForestに注目する理由は?
#1. 莫大な数のテーマがあり、バラエティーが豊か
ThemeForestは11,000以上のプレミアムWordPressテーマを用意しており、私たちが知っている中で最大の数となっています。そのため、あなたが気に入るようなテーマを間違いなくいくつか見つけられるはずです。 専門のテーマを少数用意しているサイトがいいという人には向きません。そのような人にはThemeShiftをご覧ください。数が多い方が良いという人にはThemeForestは11,000個のWordPress用テーマがあるので十分だと思います。 また、ThemeForestには他のCMS(Joomla、Drupal、Concrete5、ModXなど)で利用できるテーマもあり、 WebflowやWeeblyなどのサイトビルダー用テーマもあります。#2. 感心してしまうようなコミュニティー機能
各テーマで評価、ユーザーレビュー、便利な統計情報を見ることができます。また、テーマを作成した人のプロフィール、ポートフォリオ、全体的な評判などを確認することも可能です。ThemeForestでは利用者からの評判を重視しています。#3. とても低価格なテーマ
ほとんどのテーマが低価格です。この記事の後半で価格に関して詳しくご説明します。全体的にThemeForestのテンプレートは個人や小規模ビジネスの経営者がきれいなサイトを素早く公開したいということを想定した価格になっています。最適なテーマを簡単に見つけられる?
ご覧の通りたくさんの絞り込み項目がありますね。これらの絞り込みオプションは他のテーママーケットプレイスでもよく見かけますが、ThemeForestで注目したい機能は人気プラグインやフレームワークと互換性があるかどうかで並べ替えられることです。 絞り込みでは物足りないという人には検索機能もあります。ただし自動修正機能がないので何を見つけたいか分かっていないと使いづらいでしょう。何が欲しいかはっきりしている場合でもキーワード検索で表示される結果に全く関係のないものが含まれることも時々あります。「agency」や「portfolio」などのよくある検索キーワードでは何千もの結果がヒットします。 切手コレクション用のテーマなど、珍しいテーマを探している場合はあまりたくさんのテーマはヒットしないと思います。確認したところ、切手コレクション用のテーマはありませんでした。私は切手を集めているわけではありませんが、なんだかがっかりしました。 思い描いていたのとぴったり一致するようなテーマを見つけるにはやや時間がかかりそうです。サービス自体に非があるわけではありませんが、ThemeForestに多数のテーマが用意されている結果生まれた弊害だと言えるかもしれません。あなたのニーズにマッチしたものを見つけるのは比較的簡単かもしれませんが、完ぺきなテーマを見つけるのは大変でしょう。どれくらいこだわるかによりますが。テーマを購入した後、利用するのはどれくらい簡単?
テーマによって利用の難易度が異なりますが、テーマのインストール作業は一般的に同じです。コンピュータにダウンロードし、WordPressサイトにアップロードし、有効化するだけです。 より複雑なテーマではいくつかセットアップ作業が必要なものもあります。ThemeForestではすべてのテーマでインストールやカスタマイゼーションに関してサポートがあるわけではありませんが、WordPressのテーマをインストール方法の基本を押さえていれば簡単のはずです。サポートがあるテーマにはすべて上のように書かれています
他のCMSではもちろん方法は異なります。FTPクライアントからテーマのファイルをアップロードしなければならないものもありますし、ホスティングサイトのコントロールパネルでアップロードする場合もあります。そのため使いやすさはどのCMSを使うかに左右されます。
デメリットはどうでしょうか?
すべてのテーマがうまくいくわけではありません
すべてのテーマが最新のWordPressのバージョンに対応できるように更新されておらず、現在利用可能なデモ版が必ずしも用意されているわけではありません。ウェブデベロッパーは仕事を辞めたり活動を中断したりしているからです。テーマにはすべて評価と配信日が掲載されているので確認しましょう。サポートがないテーマもあります
サポートがあるとテーマが高価格になってしまいますが、質問があった時にいつでも対応してくれたり、問題が発生したときに解決できるという安心がある方が良いと思います。他のサイトと似た印象になるかもしれません
他のマーケットプレイスも同じですが、特に人気テーマを購入すると他のサイトと似た印象になってしまいがちです。例えばTemplateMonsterでは購入数が最も少ないテーマを見られるため、他と違った印象のサイトを作れますし、高額の料金を支払うと、今後他のユーザーがそのテーマを購入できないようにすることもできます。 TemplateMonsterの詳しいレビューはこちらでご読みいただけます。 ThemeForestでは他のユーザーがあなたと同じテーマを購入しないようにすることはできませんし、たくさんカスタマイズしない限り他と似たようなサイトになってしまいます。動作が非常に遅いサイトもあります
その主な理由は必要以上に多数のオプションや機能があるからでしょう。このように余分なコードがあることでサイトの変更に時間がかかってしまいますし、サイトにアクセスしたときにロードに時間がかかってしまいます。もちろんすべてのテーマが遅いわけではありませんが、コードが多すぎるテーマは間違いなくあります。 スピードを最適化してくれるようなプラグインを利用して問題を解決できる場合があります。例えばファイルキャッシング(サイトのファイルをすべてのユーザーのコンピュータに保存すること)やGzip圧縮(一部のサイトのファイルを小さくすること)、自動コード最小化(コードに含まれている不要なスペースを削除すること)などの解決方法があります。しかしこのような方法を用いても限度があるため、きちんと書かれたコードを使った方が効果的にロード速度を速くすることができます。 この問題もThemeForestだけに限ったことではありませんが、注意しましょう。 WordPressのサイトのスピードアップに関してはこちらをご覧ください。複雑なテーマは習得するのに時間がかかります
これもThemeForestに限ったことではありません。複雑であればあるほど利用者自身がカスタマイズしたり設定したりしなければならない部分が多くなります。最も複雑なテーマは多数のショートコードを利用しており、時にはWordPressに負けないほどたくさんの資料が用意されているものもあります。 ThemeForestはカスタマイゼーションサービスがないため、利用者自身が使い方を調べなければならず、時間がかかります。料金は?
これは多くの人が注目する部分ですね。WordPressのほとんどのテーマ(8000以上のテーマ)は40~60ドルほどです。執筆している現在、最も高価格なものは1万ドル(最も高価格なWordPressのテーマは1022ドル)、最安値のテーマは5ドル(最安値のWordPressテーマは13ドル)となっています。 ほとんどすべて比較的低価格ですし、どんな予算にもピッタリの価格のテーマが見つかるでしょう。 では純粋にPSDファイルを見てみるとどうでしょうか? 1つだけ、10,000,001ドルのものがあり、8回購入されていると表示されています。本当に誰かがそのような高価格のものを購入したのでしょうか? きっとかなりの割引で購入されたか、表示されている販売回数が間違っているのでしょう。 さらに低価格でテーマを購入したい場合はGoogleが役に立ちます。「ThemeForest coupon」と検索すると、割引クーポンコードがいくつか見つかるはずです。ThemeForestで無料テーマを見つける方法
「ThemeForest free theme」と検索すると、当たり前ですが無料テーマが表示されます。また、ThemeForestのサイトを確認しても無料テーマを見つけることができます。どこを探せば良いか知らない場合は見逃しがちですがちゃんと探せばありますよ! まず、下のスクリーンショットで赤く表示されている部分のいずれかをクリックします。「Web Themes & Templates」のページにありそうですが、実はそこには無料テーマはありません。 ページが表示されたら下にスクロールしてフッターを見てください。「Free WordPress Themes」というリンクが表示されていることが分かりますね。 一定期間おきに無料テーマが変わりますから1カ月ごとに確認するのがいいでしょう。また、ツイッターで@EnvatoMarketをフォローすると実施中のセールや割引の最新情報をゲットできます。 最後に、コストについて見ていく時にはThemeForestの返金方針を検討する必要があります。幸運なことに、ThemeForestには返金方針があります。偽の宣伝、商品にセキュリティ―の面で問題がある場合、約束通りのサポートが得られなかった場合など、色々なケースが返金方針でカバーされています。ただしテーマをダウンロードした後に気が変わった場合は返金の対象外ですのでご注意ください。
他のテーママーケットプレイスは?
ThemeForestで入手できるWordPressのテーマはTemplateMonsterなどのほかのマーケットプレイスのテーマとどう違うのでしょうか? TemplateMonsterは大きくやや複雑なテーマをビジネス向けに販売しており、ビジネスを対象にしていることを踏まえているので価格は全体的に高価格です。TemplateMonsterが優れている部分はサポートとアドオンサービスです。低価格の追加料金を支払うことでインストール作業を任せられますし、何もカスタマイズする必要がなくなります。やや高価格ですが時間の節約になるのでお金を払う価値があると思います。 ThemeForest、TemplateMonsterおよびThemeShiftを簡単に比べてみましょう:強み | 価格帯 | ライブラリの数 | ||
ThemeForest | 量とバラエティー | 5~1万ドル。ほとんどは40~60ドルほど。 | 11,700以上 | |
TemplateMonster | いつでもサポートを利用できること | 10~150ドル | 2,100以上 | |
ThemeShift | 用途が特化されていること | 39ドル | 4 |