目次
お急ぎですか? おすすめのJava対応VPSはこちらです!
- Liquid Web :Java向けで高品質のフルマネージドVPS。アップデートもおまかせ。無償トライアルあり。
- InMotion Hosting :スケーラブルでクラウドベースのVPS。オンデマンドでJavaに対応。
- A2 Hosting :サーバの運用管理を行う自信がある人におすすめのJava対応のVPSプラン。いつでも返金保証付き。
Java対応VPSの評価項目
以下の項目に注目して評価を行いました。- パフォーマンス。
安定した速度、高い稼働率の実績があるVPSを厳選しました。また、Javaで作成したアプリをスムーズに実行するのに十分なCPUとメモリがあることも確認済みです。 - マネージドサービス。
アプリの開発に力を入れたいなら、バックエンドでサーバの運用管理を行う暇はありません。そんな場合に役立つのはマネージドサービスです。役立つプランをいくつか提案しました。 - Javaに対応。
Javaで作成したアプリを展開するには、TomcatのようなサーブレットコンテナやGlassFishのようなJava EE準拠のウェブアプリケーションサーバが必要です。これらに対応していて、簡単にインストールできるVPSを厳選しました。 - デベロッパーツール。
この記事でご紹介するVPSは、充実したコントロールパネル、数十種類のスクリプトのワンクリックインストーラ、サーバのRoot権限の付与(SSH・FTP)など、デベロッパー向けツールが充実しています。 - コスト。
Javaアプリを展開するのに十分な処理能力があるVPS、クラウドサーバ、専用サーバを中心にご紹介していますが、共用レンタルサーバと同じくらい安いサービスもいくつかあります。
1. Liquid Web:Root権限付きのフルマネージドVPS
Java対応のVPSのうち、最高クラスのサービスが欲しい!という方はLiquid Webがおすすめです。高性能のVPSプラン はJavaに完全対応していて、TomcatやGlassFishなどアプリを実行するのに必要なソフトもOKです。サーバのRoot権限があるので、要件にあわせてカスタマイズできます。日本語では利用できませんが、さくらのVPSと比べるとLiquid Webの方がわずかに安いので検討する価値があります。 この記事でご紹介する他のサービスと比べるとLiquid Webは比較的高い方なので、趣味で小規模なJavaアプリを作る場合は向かないかもしれません。しかし、複雑なアプリやサイトを実行できるパワフルなサーバが必要なら、Liquid Webは間違いなくお金を投じる価値があるでしょう。 Liquid Web VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報特長:
- プレミアムコントロールパネル。
Liquid Webはこの記事で唯一、すべてのVPSプランでcPanel、Plesk、InterWorxのプレミアムライセンスを提供しています。自由に選んでほんの数分でJavaアプリを展開できます。 - Gitとの連携。
GitでほかのJavaデベロッパーとのコラボレーションでき、作業効率化に役立ちます。GitのソフトはLiquid WebのVPSプランにインストール済みです。 - ステージングサーバ。
本番バージョンを壊すことなく、Javaで作ったアプリやサイトを編集できます。Liquid Webのステージング環境でサーバのクローンを作成し、公開する前に変更内容をテストすることも可能です。 - 無償トライアル。
返金保証はありませんが、Liquid Webの14日間無料トライアルでサービスを試してみることができます。クレジットカードは不要で試せるのは嬉しいですね。Javaで作ったアプリを展開するのに適しているか、気軽にお試しください!
Javaのワンクリックインストーラ | × |
CPU | 2 to 8 CPU cores |
メモリ | 2GB to 16GB |
マネージドサービス | ○ |
日本語に対応 | × |
価格 | $5.00 |
2. InMotion Hosting:クラウドベースのJava対応でVPS
第5位でご紹介しているHostwindsと同様、InMotion HostingはRoot権限付きのマネージドVPSプラン、アンマネージドVPSプランの両方を提供しています。どちらもJavaを実行できるので、運用管理をしたいかに応じて選ぶことができます。ただ、InMotion HostingのマネージドVPSの方がHostwindsよりかなりコストがかかるので、サーバ運用の知識がある方はセルフマネージドプランを選ぶと節約になります。 InMotion Hosting VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報InMotion Hostingは、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。
特長:
- データセンターはIXの近くに立地
InMotion Hostingはアメリカ東・西海岸の2か所にデータセンターがあります。インターネットエクスチェンジ(IX)の近くにあるのが特長です。これにより、Javaで作ったアプリがスピーディーに動作し、特にアメリカのユーザーにとって好条件です。 - 必要に応じてJavaの専門サポートも
追加料金がかかりますが、VPSの環境を構成するテクニカルサポートもあります。また、サーバのセキュリティ対策を最適化してもらうこともできますが、安くはありません。 - 自動サーバスナップショット
デフォルトで無効になっていますが、Javaプロジェクトを安全かつ簡単にロールバックできるよう、スナップショットの作成を素早くスケジューリングできます。 - リソースのモニタリング
InMotion Hostingの便利なダッシュボードはCPU、メモリ、帯域の使用量を一目で把握できるスグレモノです。Javaアプリがスムーズに動作するよう、必要に応じてリソースを追加することもできます。
Javaのワンクリックインストーラ | × |
CPU | 1~8コア |
メモリ | 1GB~32GB |
マネージドサービス | ○ |
日本語に対応 | △(サービス自体は英語ですが、カスタマーサポートは日本語で素早く対応してくれました) |
価格 | $9.99 |
3. A2 Hosting:Java対応で安いのが特長のVPS。自分でサーバを運用管理したい人向け。
サーバの運用管理をする自信がある方はA2 HostingのセルフマネージドVPSプラン はJava対応のお得なサービスです。A2 HostingのRunway 1構成の基本スペックを見てみると、CPUは1コア、メモリは1GB、SSD容量は150GBとなっており、Webuzoコントロールパネルを採用しています。 メモリは多いとは言えませんが、小規模なJavaアプリであれば十分のはずです。もちろん、高価格なプランにアップグレードしなくてもVPSのリソースを増やすこともできます。 A2 Hosting VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報特長:
- 選べるLinuxディストリビューション
加入時にLinuxのOSを選ぶことができます。CentOS、Debian、Ubuntu、Fedoraなどから自由に選択できます。お気に入りのディストリビューション選んで作業を開始できます。 - Turboサーバ
Javaで作ったアプリやサイトのパフォーマンスを向上したい場合はTurboサーバにアップグレードすると良いでしょう。LiteSpeedウェブサーバと複数のキャッシュ層をインストールしてもらうことができますが、コストがかなり高くなるので注意が必要です。 - 4つのデータセンター
Javaで作成したアプリをスピードアップするなら、利用者に近いデータセンターがベストチョイス。A2 Hostingはアメリカ(ミシガン州・アリゾナ州)、ヨーロッパ(オランダ)、アジア(シンガポール)の4か所にデータセンターがあります。日本の利用者向けにアプリやサイトを開発するならシンガポールのデータセンターが良いでしょう。 - アップグレードも簡単
CPUは最大12コア、メモリは32GBまでVPSに追加できますが、さらに処理能力が必要なら、A2 Hostingが専用サーバに移転を代行してくれます。サービス障害なしなので安心です。
Javaのワンクリックインストーラ | ○ |
CPU | 1~8コア |
メモリ | 1GB~32GB |
マネージドサービス | ○ |
日本語に対応 | × |
価格 | $2.99 |
4. Hostinger:長期プランがお得なJava対応VPS
Hostingerの年払いのVPS は類を見ないほど安いサービスです。4年分の料金を前払いしても構わなければ、CPUは1コア、メモリは1GB、ストレージ容量は20GBの非常に安いVPSを利用できます。更新料金は少し高くなりますが、圧倒的なコストパフォーマンスなのは変わりありません。
Hostinger VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報Hostingerは、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。
特長:
- 便利なOSインストーラ
さまざまなLinuxディストリビューションが利用でき、OSの構成がほとんど含まれているテンプレートも付帯しています。お気に入りのディストリビューションをインストールできるので、セットアップの時間短縮になります。 - Root権限
サーバを自由自在にコントロールできるので、Javaプロジェクトに必要なものを構成できます。 - IPv6に対応
IPv6アドレスを使用することで、Javaのアプリやサイトの速度とセキュリティを向上できます。専用IPアドレスも取得でき、安全性と自由度が高くなります。 - 最先端のインフラ
Hostingerは最新のIntel CPUやSSDストレージを採用しています。アプリはサクサク動作するでしょう。VPSのパフォーマンステストを行ったのですが、安いVPS部門ではHostingerが最速でした。
Javaのワンクリックインストーラ | × |
CPU | 1~8コア |
メモリ | 1GB~8GB |
マネージドサービス | × |
日本語に対応 | × |
価格 | $4.99 |
5. Hostwinds:マネージドとアンマネージドのVPSプラン
ほとんどの場合、Javaをインストールできるのは利用者自身がサーバの運用管理を行う場合です。Liquid WebなどではマネージドVPSでもRoot権限が付与されるのですが、かなり高価格です。一方、Hostwindsは低価格のJavaに対応したマネージドVPSプランがあり、Root権限も付与されます。安くてここまでできるのは素晴らしいですね。. 例えば、Linux向けのアンマネージドVPSを比べてみると、HostwindsはCPU1コア、メモリは1GB、SSDは30GBのプランは月額4.99ドル(550円程度)なのに対してさくらのVPSではCPU1コア、メモリは512MB、SSDは25GBで月額643円からとなっています。[SV1] 安くて高スペックなのは嬉しいですよね。 Hostwinds VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報Hostwindsは、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。
特長:
- Javaに対応
Hostwindsはワンクリックインストーラはありませんが、テクニカルサポートにJavaのセットアップを依頼できます。また、Tomcatやウェブアプリケーションサーバのインストールも助けてくれます。 - 自由にカスタマイズ可能
Hostwindsが提供しているLinuxディストリビューションだけではありません。カスタムISOがある場合はサーバにアップロードできますし、Javaプロジェクトに必要なその他のソフトも実装できます。 - ギガビット対応のポート
1つの接続でギガビット毎秒という帯域が必要になることはないと思いますが、たくさんのユーザーがJavaアプリを利用した場合、このポートが役立ちます。 - 十分なメモリ
Javaアプリはメモリをたくさん使用することで知られていますが、Hostwindsなら安心です。専用サーバにアップグレードしなくても、VPSに最大96GBまでメモリを追加できます。
Javaのワンクリックインストーラ | × |
CPU | 1~16コア |
メモリ | 1GB~96GB |
マネージドサービス | ○ |
日本語に対応 | △(ホームページは英語で表示されますが、カスタマーサポートは日本語で回答してくれます) |
価格 | $8.24 |
6. InterServer:Webuzoに対応したカスタマイズ可能なVPS
InterServerのVPSプランは低コストで、最高の仕様となっているほか、サーバはすべてJavaに対応しています。小さなJavaアプリであればCPUは1コア、メモリは2GB、SSD容量は30GBのプランをゲットでき、コストは共用レンタルサーバとほぼ同じです。 InterServer VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報特長:
- 無料でWebuzoが使える
このツールを使うとJavaの要件に応じて簡単にVM(仮想マシン)を構成できます。また、Java、サーブレットコンテナ・アプリサーバ、その他必要なソフトなどを自動でインストールするためにも役立ちます。 - Javaに対応
InterServerはJVM(Java仮想マシン)だけでなく、NetBeansなどのIDE(統合開発環境)にも完全対応しています。 - エンハンスサポート
少なくともCPUを4コア取得すると(リソースはVPSスライスと呼んでいます)、InterServerのエンハンスサポートを利用できるようになります。OSをインストール、セキュリティパッチ、コントロールパネルのトラブル、デバッグなどを助けてもらえるサービスです。 - 簡単で安くスケールアップ・スケールダウン
小規模なJavaプロジェクトならリソースが少ないVPSプランを選んで、アプリの開発が進んだらCPUやメモリを追加できます。リソースが必要なくなったら、スケールダウンも簡単です。
Javaのワンクリックインストーラ | ○ |
CPU | 1~16コア |
メモリ | 2GB~32GB |
マネージドサービス | × |
日本語に対応 | × |
価格 | $6.00 |
あなたに最適なJava対応のVPSは?
Javaプロジェクトを成功させるのに最適なVPSは何を優先させるかによるでしょう。安いVPSにして節約したいですか?それとも、サーバの運用管理サービスが含まれたマネージドサービスをお探しですか? ニーズ別におすすめのVPSをご紹介します。 十分な予算がある場合、Liquid WebのフルマネージドVPSが良いでしょう。Javaでサイトやアプリの開発に力を入れることができます。テクニカルサポートがJavaのセットアップだけでなく、サーバの最適化、セキュリティ、モニタリングなどを行ってくれます。 InterServer はJavaの開発に役立つツールを複数用意しており、お財布にも優しいサービスです。サポートはLiquid Webほどではありませんが、VPSプランはすべてWebuzoコントロールパネルを利用できるので、Tomcatなど必須のソフトを素早くインストールできます。 小規模なアプリをJavaで開発する予定で、一番安いVPSが欲しい方はHostinger0をご利用ください。サーバの管理は自己責任ですが、Hostingerは圧倒的な安さで、パフォーマンスも文句なしです。 大規模なJavaアプリ・サイトを作るために、メモリが多く、安いVPSが必要ならHostwindsがおすすめです。サーバの管理を任せるか選ぶことができ、VPSプランにメモリを最大96GBまで追加できます。ギガビット対応のポートも利用できるのが嬉しいポイントです。注目ポイント | マネージド | 最低価格 | ||
Liquid Web | コントロールパネルのライセンス付き、サーバのステージング、フルマネージドサポート。 | ✔ | $5.00 | |
InMotion Hosting | スケーラブルでクラウドベースのVPS。オンデマンドでJavaに対応。 | ✔ | $9.99 | |
A2 Hosting | 独占Turboサーバでパフォーマンスを向上、いつでも返金保証付き。 | ✔ | $2.99 | |
Hostinger | 長期だと非常に安いVPSプラン、専用のIPv6アドレス。 | ✘ | $4.99 | |
Hostwinds | マネージド・アンマネージドVPSプランはRoot権限を付与。リソースをたくさん必要とするアプリ向けに、メモリが多い。 | ✔ | $8.24 | |
InterServer | Webuzoコントロールパネル、Java・Tomcat・GlassFishなどのワンクリックインストーラ。 | ✘ | $6.00 |