目次
FTP対応レンタルサーバの選定ポイント1. Hostinger:格安な共用レンタルサーバで、FTP管理ツールが無料で使える2. IONOS:FTP完全対応でセキュリティが強い格安レンタルサーバ3. InterServer:FTPアカウント数、帯域幅、ストレージ容量はいずれも無制限で、さまざまなニーズにおすすめ4. A2 Hosting:非常に高速でcPanelが使えるFTP対応レンタルサーバ5. FastComet:FTP管理ツールが備わった共有クラウドサーバ6. HostArmada:スピード重視のサーバーがFTPファイル転送を高速化他にも知っておきたいFTP対応レンタルサーバ自分に最適なFTP対応レンタルサーバを選ぼうよくある質問
プロ厳選!2025年おすすめのFTP対応レンタルサーバ
- Hostinger :使いやすいFTP対応レンタルサーバで、安定したパフォーマンスが特徴。帯域幅は無制限で、SSHを使ったセキュアなFTPファイル転送が可能です。
- IONOS :格安なFTP対応レンタルサーバで、日次バックアップ、地理的冗長サーバ、SFTP・FTPSに対応。
- InterServer :汎用性の高い共用レンタルサーバで、FTPアカウント数、帯域幅、ストレージ容量はいずれも無制限。
FTP対応レンタルサーバの選定ポイント
安全に効率良くファイルを管理・転送できるよう、次の条件を満たすサービスを優先しました。- 安全なFTP接続をサポートしている。この記事で紹介するレンタルサーバは、SFTP、FTPS、FTPESなどの安全なFTP(ファイル転送プロトコル)に対応しています。これらのプロトコルは高度な暗号化を行うため標準的なFTPよりセキュリティが強く、転送するデータをしっかり保護できます。
- 各種FTPソフトとSSHに対応。FileZillaやCuteFTPなどのFTPソフトを提供しているか、そのようなソフトに対応しているホスティングサービスを探しました。また、SSH接続が可能なサービスなら、SSHを介してFTPでファイル転送ができますから、セキュリティと利便性がさらにアップします。
- 充実したリソース。FTPアカウント数、帯域幅、ストレージ容量が多いか無制限のホスティングサービスなら、ファイル転送中に帯域幅を使い切ったり、追加コストが発生したりする心配はありません。
- FTP管理ツールが備わった使いやすいコントロールパネル。cPanelなどのシンプルなコントロールパネルとFTP Accounts Managerツールは必須です。FTPサーバーの設定や運用がやりやすくなりますし、ホスティング体験もより簡単になります。
- セキュリティツール。全面的なセキュリティ対策は必須です。おすすめサービスは、パスワードによる保護、2要素認証(2FA)、アカウント権限の設定など、揺るぎないセキュリティスイートと安全なアクセス管理ツールを提供しています。
![Hostinger hPanel control panel](https://dt2sdf0db8zob.cloudfront.net/wp-content/uploads/2024/10/best-ftp-hosting123-1.png)
Hostinger レンタルサーバー
プラン名ストレージ帯域幅無料SSLサイト数価格無料期間(月)
詳細情報Hostingerは、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。
特徴
- 便利なヘルプセンター。Hostingerのヘルプセンターはガイドやチュートリアルが豊富に用意されていて、FTPの初期設定や構成を行う際に参考になります。FileZilla、FTPアカウントの作成、FTPのトラブルシューティングなど、幅広い話題をカバーしています。
- ストレージ容量が多い。共用レンタルサーバプランのストレージ容量は最大200GBですから、ファイルを保存するのに十分でしょう。クラウドプランとVPSプランはさらに大容量です。
- より高速なNVMe採用のSSDストレージ。Hostingerの全プランにおいて、ストレージはNVMe搭載SSDですから、より優れたパフォーマンスと転送速度が得られます。
- 自動バックアップ。Hostingerは毎日または毎週、自動的にバックアップを行い、オンデマンドバックアップも可能です(プランによります)。データをいつでも簡単に復元できます。
リソース | NVMe SSDストレージ容量は100GB~400GB 帯域幅は4TB~無制限 |
ストレージのみのFTPソリューション | ✘ |
FTP管理のためのコントロールパネルツール | ✔ |
最低価格 | $2.49 |
![IONOS FTP hosting features](https://dt2sdf0db8zob.cloudfront.net/wp-content/uploads/2024/10/best-ftp-hosting123-2.png)
IONOS レンタルサーバー
プラン名ストレージ帯域幅無料SSLサイト数価格無料期間(月)
詳細情報IONOSは、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。
特徴
- ストレージ容量は無制限。PlusプランまたはUltimateプランに登録した場合、ストレージは無制限なので、オンラインプレゼンスを高められます。コンテンツの多いサイトや、複数サイトを管理する開発者やデザイナーにおすすめです。
- SFTP/FTPSに対応。IONOSのLinuxサーバーとWindowsサーバーはSFTPとFTPSに対応していますから、好みに応じて選べます。
- 大幅割引。IONOSは新規加入者を対象に大幅割引を提供しています。ほとんどのプランは年間契約を選ぶと最初の6か月間、非常に安くなります。
- 帯域幅が使い放題。どのプランも帯域幅は無制限です。最大100Gbit/秒のプランもあります。
リソース | SSDストレージ容量は10GB~無制限。帯域幅は無制限 |
ストレージのみのFTPソリューション | ✔(HiDrive。SFTP/FTPS経由で接続可能) |
FTP管理のためのコントロールパネルツール | ✔(FTPソフトまたはSSH) |
最低価格 | $1.00 |
![InterServer web hosting unlimited resources](https://dt2sdf0db8zob.cloudfront.net/wp-content/uploads/2024/10/best-ftp-hosting123-3.png)
InterServer レンタルサーバー
プラン名ストレージ帯域幅無料SSLサイト数価格
詳細情報特徴
- セキュリティ機能「InterShield」が無料で含まれる。InterServerの全プランにInterShieldプロテクションが含まれます。高度なセキュリティ機能で、マルウェアやハッカーなどの脅威からサイトを防御できます。
- SitePadサイトビルダー。InterServerを通してホームページビルダー「SitePad」を使えます。簡単にサイトを作成・編集できるスグレモノで、コーディングのスキルは必要ありません。
- Inter-Insuranceによるセキュリティ対策。サイトの安全が脅かされた場合、Inter-Insuranceが無料で元の状態に復元してくれます。新たに移行したサイトも対象です。
- 450以上のクラウドアプリをワンクリックでインストール。WordPressなどのCMSからMonstaなどのFTPソフトまで、InterServerは数百のクラウドアプリを提供しており、数分でインストールできます。
リソース | SSDストレージは30GB~無制限 帯域幅は2TB~無制限 |
ストレージのみのFTPソリューション | ✔ |
FTP管理のためのコントロールパネルツール | ✔(cPanelを入手した場合) |
最低価格 | $2.50 |
![A2 Hosting web hosting features](https://dt2sdf0db8zob.cloudfront.net/wp-content/uploads/2024/10/best-ftp-hosting123-4.png)
A2 Hosting レンタルサーバー
プラン名ストレージ帯域幅無料SSLサイト数価格
詳細情報特徴
- すぐにFTPアカウントを設定できる。A2 Hostingのプランに登録する際にFTPアカウントを直ちに設定できます。ようこそメールにFTPログイン情報が含まれますから、登録直後に接続をセットアップできるのです。
- SSH接続。強力な暗号化とリモートアクセスを実現するSSH接続が全プランに含まれます。
- データ転送量は無制限。帯域幅とストレージ容量はほとんどのプランで無制限となっています(エントリーレベルのDriveプランを除く)。また、全プランでSSDストレージを採用していて、TurboプランはNVMe SSDです。
- 専有ホスティングリソース。ウェブホスティングプランでA2 Hostingは専有のメモリ(1~4GB RAM)とCPU(1~4コア)を約束しています。VPSや専用サーバーと似ていますね。
リソース | SSDストレージは100GB~無制限 帯域幅は3TB~無制限 |
ストレージのみのFTPソリューション | ✘ |
FTP管理のためのコントロールパネルツール | ✔(cPanelを入手した場合) |
日本語のライブチャット | ✔ |
最低価格 | $2.99 |
5. FastComet:FTP管理ツールが備わった共有クラウドサーバ
![FastComet cPanel control panel interface](https://dt2sdf0db8zob.cloudfront.net/wp-content/uploads/2024/10/best-ftp-hosting123-5.png)
FastComet レンタルサーバー
プラン名ストレージ帯域幅無料SSLサイト数価格
詳細情報特徴
- 世界中にデータセンターがある。FastCometは、日本、インド、シンガポールなど10か国にデータセンターを構えています。これらの国または周辺地域のユーザーがターゲット層の場合、FastCometがおすすめです。
- 新規加入者は大幅割引の対象。FastCometは最大75% OFFの新規加入割引を実施しており、最大3年間、割引価格で利用できます。
- ほとんどのプランでSSH接続が可能。エントリーレベルのStarterプランを除く大半のプランでSSH接続が利用可能です。
- 無制限のサイト。共用レンタルサーバのPlusプランとExtraプランでは無制限のサイトをホスティングできますから、開発者や開発会社にとってお得なチョイスです。
リソース | SSDストレージは10~640GB 帯域幅は2TB~無制限 |
ストレージのみのFTPソリューション | ✘ |
FTP管理のためのコントロールパネルツール | ✔(FastComet FTP ManagerとcPanel) |
最低価格 | $1.79 |
6. HostArmada:スピード重視のサーバーがFTPファイル転送を高速化
![HostArmada hardware features](https://dt2sdf0db8zob.cloudfront.net/wp-content/uploads/2024/10/best-ftp-hosting123-6.png)
HostArmada レンタルサーバー
プラン名ストレージ帯域幅無料SSLサイト数価格
詳細情報HostArmadaは、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。
特徴
- 45日間返金保証。業界平均は30日間ですが、HostArmadaはそれより約2週間も長いため、じっくり体験したうえで不満だった場合は返金を希望できます。
- Root権限またはSSH接続。SSH接続が可能なプランとroot権限が付与されるプランがありますから、SSHを介したFTPで安全なファイル転送が可能です。
- 専用リソース。HostArmadaの共有プランはCPUが2~6コア、RAMメモリが2~6GBであるのに対して、クラウドVPSプランは1~6コア、2~16GBとなっています。
- 無制限のFTPアカウント。Hostarmadaのプランで無制限のFTPアカウントを作成できます。さらに、FileZilla、WinSCP、CuteFTPなどの人気FTPソフトを使ってサーバーに接続できます。
リソース | SSDストレージは15~640GB 帯域幅は30GB~12TB |
ストレージのみのFTPソリューション | ✘ |
FTP管理のためのコントロールパネルツール | ✔(HostArmada FTP Connection ManagementとcPanel) |
日本語のライブチャット | ✔ |
最低価格 | $2.49 |
他にも知っておきたいFTP対応レンタルサーバ
7. InMotion Hosting
![InMotion Hosting home page](https://dt2sdf0db8zob.cloudfront.net/wp-content/uploads/2024/10/best-ftp-hosting123-7.png)
8. SiteGround
![SiteGround Client Area demo](https://dt2sdf0db8zob.cloudfront.net/wp-content/uploads/2024/10/best-ftp-hosting123-8.png)
自分に最適なFTP対応レンタルサーバを選ぼう
FTPでファイル転送ができるレンタルサーバは簡単に見つかりますが、すべてのホスティングサービスがFTPに適したプランとパフォーマンスを提供しているわけではありません。この記事でおすすめしたFTPホスティングサービスなら安全にファイルを転送でき、接続が安定しているほか、初心者でも使いやすいコントロールパネルなど、FTP管理を容易にする機能が備わっています。 コスパで選ぶならHostingerがおすすめです。共用レンタルサーバ、クラウドサーバ、VPS、WordPressホスティングの各プランに大幅割引が適用されます。どれもFTPに対応しており帯域幅は無制限なので、小・中規模のサイトにピッタリです。 重要なファイルを大量に保存または転送したい場合、IONOSが有力候補です。リーズナブルな価格で、帯域幅とストレージ容量が無制限のプランに登録できます。FTP対応のHiDriveストレージ専用ホスティングプランもあり、一流のセキュリティプロトコルがファイルの安全を守ります。 InterServerは料金がはっきりしているのが特徴です。共用レンタルサーバープランは1つしかありませんが、格安でリソース無制限なので幅広いニーズに適しています。ほかにも、FTP対応のクラウドVPSとWindowsプラン、FTP対応のストレージ専用ホスティングもあります。おすすめのFTP対応レンタルサーバを比較表にまとめました。
注目ポイント | コントロールパネル | 返金保証 | 日本語のライブチャット | 最低価格 | ||
Hostinger | hPanelで簡単にFTP管理。FTPアカウント数は無制限 | hPanel(無料)、PleskとDirectAdmin(VPSプランのみ) | 30日間 | ✘ | $2.49 | |
IONOS | 主なFTPソフトに対応。地理的冗長サーバーと無料バックアップ | IONOS Control Panel(無料)、Plesk(VPSと専用プランのみ) | 30日間 | ✘ | $1.00 | |
InterServer | 汎用性の高い、格安な共有プラン。リソース無制限 | Webuzo(一部のプランに込み)、DirectAdminまたはcPanel(オプションのアドオン) | 30日間 | ✘ | $2.50 | |
A2 Hosting | 高速で高性能なTurboプラン。登録後、ただちにFTPを設定 | cPanel(一部のプランで無料)、WHM、Plesk(一部のプランでオプションのアドオン) | 30日間 | ✔ | $2.99 | |
FastComet | FTP Managerツールで接続のモニタリングや権限の設定ができる | cPanelまたはWHM(一部のプランで無料) | 45日間 | ✘ | $1.79 | |
HostArmada | スピード重視のサーバー。回線速度は最大12Gbps | cPanelまたはWHM(大半のプランで無料) | 45日間 | ✔ | $2.49 |