Gmail、Yahoo、Outlookは無料でアカウント登録できる優れたメールプロバイダですが、プロらしさを伝えたい場合は向きません。
信頼性、スケーラビリティ、安定性、セキュリティを重視するビジネスは独自のメールサーバーを導入する必要があります。 同時に、コストも抑えたいところ。「安い=低品質で基本的な機能ばかり」とは限りません。予算がなくてもニーズに合わないサービスを我慢して利用する必要はないのです。
料金が安い、または無料のメールサーバーを提供している一流のホスティングプロバイダを多数検証しました。この記事で紹介するメールサーバーの魅力は安さだけではありません。
財布に優しいほかにもさまざまなメリットがあります。 スモールビジネスに特化しているもの、ホスティングだけでなくメールマーケティングツールも使えるものなど、ビジネスにとって価値のある特徴を持つメールサーバーをおすすめします。
イチオシのHostingerは激安でありながらメリットが多いのが特徴です。 メール無制限のサイトホスティングプランと、法人向けメールホスティングプランから選べます。Hostingerのプランは30日間返金保証付きです。では、おすすめの格安メールサーバーを見ていきましょう!
プロ厳選!2025年おすすめの格安メールサーバー
Hostinger
:コスパ最強のホスティングサービス。Hostingerの優れたレンタルサーバプランには、法人向けメール受信箱が無料で付きます。
IONOS
:IONOSの高度な迷惑メールフィルターとメールAIアシスタントが企業を後押しします。
InterServer
:InterServerはセキュリティと安定性の高さに優れており、マーケティングキャンペーンでメールの到達が保証されます。
格安メールサーバーの選定ポイント
どのような基準を満たせば「おすすめの格安メールサーバー」と言えるのでしょうか?検討項目はこちらです。
価格とコスパ。 最初に評価したのは料金設定です。結局のところ、料金を調べなければおすすめの激安メールサーバーを見つけることはできませんね。価格だけでなく、コストパフォーマンスも評価しました。若干高くても、お金を投じる価値があるメールサーバーも存在するからです。
メール特有の特徴。 受信箱の数、ストレージ容量、バックアップなど、メールサービスの特徴を調べました。メールサーバーの無料移行サービスや使いやすいデスクトップアプリ・モバイルアプリを提供しているホスティング会社には追加点を与えました。
セキュリティの強さ。 次に重視したのはセキュリティで、これは到達性に影響を与える要素です。メールサーバーが安くても、迷惑メールフォルダに振り分けられたり危険なメールと見なされたりしたら意味はありません。
コラボレーションと連携。 1つの業務プラットフォームでシームレスにコミュニケーションを取ったりワークフローを合理化したりすると、チームは最高のパフォーマンスを発揮できるようになります。この記事で紹介するほとんどのホスティングサービスは、チーム用のメールツールを提供しています。
Hostingerは、メールサービスを含むサイト専用サーバと、法人向けメールサーバーを提供しています
Hostinger(ホスティンガー)を「コスパ最強の格安メールサーバー」に選んだ理由はいくつかありますが、最大の理由は全体的に非常に優れたホスティング会社だからです。実際にHostingerのレンタルサーバでサイトを運用したことがあるのですが、期待通りのサービスでした。評判の良さは本当で、
Hostingerのウェブホスティングパッケージは非常に安いながら、かなり多機能です 。
どのプランを選んでも、ドメイン名を無料で取得できます。
ウェブホスティングプランに登録すると、追加コストなしで最大100個のメールアドレスとフォワーダを作成できます。 WordPressが好みであれば、HostingerのマネージドWordPressアカウントにも同じメール機能が含まれます。
Hostingerのウェブホスティングプランのメール容量は1GBです。もっと必要な場合、
Hostingerは2つのビジネス用メール専用サーバープランを提供しています 。Business Starterパッケージの容量は受信箱当たり10GB、Business Premiumプランでは50GBとなっています。ただ、ビジネス用メールサーバープランはフォワーダとメールアドレスの数が制限されています。ウェブホスティングプランよりはるかに少ないことに注意しましょう。
Hostinger は、無料の独自ドメイン が含まれるレンタルサーバープランもあります。
特徴
クラウド型メールホスティング。 Hostingerはクラウドインフラを採用することで、より高速で安定したメールサービスを実現しています。コスト効率が高く、遅延なくスムーズにメールを配信できます。
無料SSL証明書。 Hostingerのプランには、データを暗号化することでサイトの安全を守る「Let’s Encrypt」の無料SSL証明書が含まれます。自動更新されますから、手動で更新しなくてもサイトのセキュリティを保てます。
詳しいアクセスログ。 hPanelアカウントからメールのアクティビティを直接モニタリングできます。アクセスログとアクションログを確認することで、メールのセキュリティを保ち、不審な挙動について知ることが可能です。hPanelは日本語対応なので、メールを容易に管理できます。
メール送信数は1日当たり3,000通。 Hostingerのメールサービスでは1日当たり最大3,000通のメール配信が可能で、中小企業にピッタリです。
パフォーマンスについて詳しくは
専門家によるHostingerのレビューをご覧ください 。
IONOSの会社向け受信箱はセキュリティが強く、プライバシー機能を含みます
IONOS(アイオノス)も優れたメールパッケージを含むおすすめの格安レンタルサーバです。
各プランで無料ドメイン名を取得でき、メール容量は2GBです (1GBのHostingerより大容量ですね)。フィッシング対策と迷惑メール対策も備わっています。ただ、レンタルサーバプランごとに1メールアドレスしか作成できません。
Hostingerと同様、IONOSは複数のビジネス用メールパッケージを提供しています。
おすすめは一番安いメールサーバプランではなく一番高額なプランですが、それでも他社と比べると安いほうです。 IONOS Mail Businessアカウントのメール容量は50GB、メールアドレス数は10個となっており、無料ドメイン名、プレミアムウイルス対策、迷惑メール対策が含まれます。
レンタルサーバプランより若干高いIONOS Mail Businessにはコラボレーションツールが含まれるため、お金を投じる価値があります。チームはコミュニケーションを取りやすくなり、共同作業もしやすくなりますから、大きなメリットです。
Mail Businessプランでは連絡先、タスク、カレンダーの共有が可能で、チームメンバーはすばやく簡単にスケジュール調整ができます。 格安メールサーバープロバイダとしては悪くありませんね。
IONOS は、無料の独自ドメイン が含まれるレンタルサーバープランもあります。
特徴
Microsoft Exchangeホスティング。 IONOSはメールやカレンダーツールとシームレスに連携するMicrosoft Exchangeホスティングサービスを提供していますから、チームはどんなデバイスでもコミュニケーションを取ることが可能です。
メールマーケティングプラン。 メールのインターフェースは直感的で、AIによるコンテンツ生成機能やカスタマイズ可能なテンプレートもあり、毎月最大60,000通のメールを送信できますから、IONOSは的を絞ったメールマーケティングキャンペーンにピッタリです。
自動日次バックアップ。 IONOSはメールを毎日バックアップしてくれます。重要なメールやデータを失うことはありません。
メールアーカイブのアドオン。 法律や医療などの業界向けにIONOSはアーカイブサービスを提供しています。メールを安全に長期的に保存し、コンプライアンスに準拠した形でアクセスできます。
IONOSについて詳しくは
完全レビュー をご覧ください。
メールサービスを含むウェブホスティングプランのほかに、InterServerはメールサーバーパッケージを提供しています
マーケティングやチームのコミュニケーションツールとしてメールを使う場合、メッセージが確実に届くのは極めて重要ですが、
InterServer(インターサーバー)は格安でありながらメールの到達を保証しているおすすめのメールホスティングサービスです。
InterServerはメールを常時モニタリングし、迷惑メールではない、一斉送信ではないメッセージの到達を保証しています(迷惑メールと見なされないようにするため、マーケティングメールを工夫しなければなりません)。
迷惑メールの受信を防ぐため、InterServerは送信者の統計情報を1分ごとに追跡し、迷惑メールの送信者を特定しています。 また、非到達メールについて分かりやすいレポートも生成されますから、自分が送信したメールにどのような問題があるのか見極めることができます。
InterServerはウェブホスティングプランを1つしか提供していませんが、ストレージ容量、帯域幅、メールアカウント数はいずれも無制限で、大満足のスペックです。
InterServerのメールアカウントでは、無制限のフォワーダを設定できます が、メールのバックアップとアーカイブは追加料金がかかります。とは言え、ホスティングプランがあまりにも低価格なので、「少額の月額料金が上乗せされても構わない」と感じる方が多いと思います。
特徴
幅広いデバイスからメールにアクセスできる。 InterServerのメールホスティングサービスはiPhone、Android、Mac、Windowsデバイスで利用可能で、追加ソフトをインストールする必要はありません。Webメールから、あるいはモバイルアプリを通して受信箱にアクセスできます。
強力なセキュリティ対策。 総当たり攻撃からメールを守るだけでなく、InterServerのレンタルサーバにはセキュリティツールが一式備わっています。サイトの安全が脅かされた場合、無料でクリーンアップと復元を行ってくれます。
Windows ASP.NETホスティング。 InterServerならWindowsサーバーでも無制限のメール運用が可能で、機能とリソースは同じです。ASP.NETとシームレスに連動するメールサーバーが必要なユーザーにおすすめです。
稼働率100%保証。 メールはいつでも安定して利用可能です。コミュニケーションが妨げられることはありません。
詳しくは
InterServerの完全レビューをご覧ください 。
A2 Hostingのメールサーバーでは、送受信したメッセージをダッシュボードで管理できます
A2 Hosting(エーツー・ホスティング)の格安メールサーバーも感心に値します。
InterServerと同様、メールアドレス数はすべての共用サーバープランで無制限ですが、InterServerとは違ってA2 HostingのエントリーレベルのIgniteプランはリソース無制限ではありません。 また、最高の機能が利用でき、リソース無制限で、パフォーマンスが最適化されているのは上位2つのプランのみです。
本記事の冒頭で紹介したホスティング会社と同様、A2 Hostingはメールサーバープランも提供しています。Professionalプランのメール容量は10GB、メール数は1日当たり最大500通、Pro Plusプランの容量は30GBで毎日最大1,000通のメールを送受信できます。
Pro Plusプランにはメールテンプレートや既読機能、共有可能な連絡先などの便利な機能が備わっていて、「元に戻す」機能を使うとメールの送信を取り消して編集することができます。
A2 Hostingは稼働率99.9%を保証していますから、いつでも受信箱にアクセスできます。高度な迷惑メール対策とウイルス対策もあり、Pro Plusプランでは2要素認証の設定も可能です。
特徴
自動バックアップと手動メールアーカイブ。 A2 Hostingは自動的にメールをバックアップしてくれるので、常にデータが保護されます。さらに、ダッシュボードを通してメールを手動でアーカイブできます。
メールカレンダーを搭載。 A2 Hostingに内蔵されているメールカレンダーを活用すると、メールキャンペーンのスケジュール設定、計画、整理を効果的に行えます。デバイス間で同期するので、リアルタイムで最新情報を見られます。
コラボレーションツール。 連絡先、タスク、カレンダーを簡単に共有できますから、チームでメールを管理しやすくなります。
設定可能なモバイルアプリとデスクトップアプリ。 A2 Hostingではモバイルとデスクトップアプリの両方でメールアカウントにアクセスできますから、外出先でもコミュニケーションを取れます。
プランと価格について詳しくは
エキスパートによるA2 Hostingレビュー をご覧ください。
InMotion Hostingは開発者向けのカスタマイズオプションが豊富です
ランキング上位の格安メールサーバーはサイトのホスティングが初めてのユーザーに適しています。一方、InMotion Hosting(インモーション・ホスティング)は専門知識が必須というわけではありませんが、上級者向けの機能が豊富です。
安いメールサーバーを探している開発者はInMotion Hostingを検討する価値があります。
InMotionはメール専用サーバープランは提供していません。が、
共用サーバプランとアンマネージドWordPressプランはどれもメールサービスが含まれます 。最下位プランでは10メールアドレスを作成でき、他の3つのプランでは無制限となっています。
どのホスティングプランを選んでもInMotionの「Hosting Plus」プログラムが利用可能なので、
エントリーレベルのプランでPython、Ruby、Node.JS、GITバージョン管理が使えます 。また、ブランド確立に役立つマーケティングツールも備わっています。もちろん、InMotion Hostingの全プランでドメイン名は無料です。しかし、InMotionは重大な欠点が1つあります。データのバックアップは有料サービスなのです。
InMotion Hosting レンタルサーバー
InMotion Hosting は、無料の独自ドメイン が含まれるレンタルサーバープランもあります。
特徴
Google Workspaceと連携。 Google Workspaceアカウントとシームレスに接続できますから、メール、カレンダー、クラウドに保存されたドキュメントを連携させてチームのコミュニケーションとコラボレーションを促進できます。
リアルタイムで迷惑メールをフィルタリング。 SpamExpertsやSpamAssassinなどの高度なツールが迷惑メールを自動的にブロックします。メールの内容と送信者の評判をリアルタイムで評価し、フィッシング詐欺やマルウェアからあなたを守ります。
Webメールインターフェース。 InMotion Hostingでは、ブラウザを通してcPanelのWebメールクライアントを使ってメールを確認・管理できます。メールにアクセスしやすくなるよう、外部のメールクライアントをcPanelに接続することも可能です。cPanelは日本語で表示できますから、スムーズに使いこなせます。
無制限のメールボックス。 InMotion Hostingの上位プランはとても手頃で、無制限のメールアドレスを作成でき、受信箱ごとのストレージ容量は最大20GBです
InMotion Hostingがご自身に合っているか迷っていますか?
レビューで長所と短所をご覧ください 。
FastCometはメール専用サーバープランを提供していませんが、レンタルサーバプランはメール機能が充実しています
ここまで紹介した激安メールサーバーは、サイトとメールの両方をホスティングできるプランとメール専用プランの両方を提供しています。一方、
FastComet(ファストコメット)はメールを含むウェブホスティングプランしか提供していません。 とは言え、メール機能は豊富です。
FastCometは迷惑メール対策とウイルス対策ソフトを用いてすべてのメールアカウントを脅威から守ります。
安定性にも優れていて、1分当たり20~40通、1時間当たり最大400通のメールを受信できます。 FastCometのメールクライアントはすべてのモバイルデバイスに対応していて、サイトの日次バックアップは無料です。残念ながら、メールのバックアップはPCに手動で行うことになります。
FastCometのホスティングプランはマネージドなので、ウェブホスティングが初めてだったりサーバー管理をする時間がなかったりする場合にピッタリです。さらに、
独自ドメイン名は全プランで無料となっています 。上記の特徴はどれも価値がありますが、FastCometがおすすめの格安メールサーバーと言える唯一の理由は、長期プランに大幅割引が適用されるからです。
特徴
無料のメールサーバー移行サービス。 FastCometの無料サービスを利用すると、停止時間なしでメールサーバーを乗り換えることができます。テクニカルチームがスムーズにデータを移行してくれます。
無料でドメイン移管、1年更新。 FastCometは無料ドメイン移管サービスも提供していて、既存ドメインを簡単にレンタルサーバに接続できます。また、ドメインを移管すると更新料が1年間無料となります。
月々プランあり。 FastCometは月払いが可能なので、長期プランに縛られません。長期契約に登録しなくてもサービスを試せます。
オープンソースのメールソリューション。 FastCometは人気メールクライアント「Horde」と「Roundcube」に対応しています。Roundcubeの方が使いやすいですが、Hordeのほうが多機能です(使いこなすのに時間がかかります)。
サポート体制について
FastCometの完全レビューをご覧ください 。
ほかにも検討したい格安メールサーバー
SiteGroundのウェブホスティングプランとメールマーケティングパッケージはどちらもリソースと機能が豊富です
メールマーケティングを支援するホスティング会社を探している方はSiteGround(サイトグラウンド)をご検討ください。 SiteGroundはメール専用プランは提供していないものの、共用レンタルサーバプランまたはWordPressプランに登録すると会社用メールアドレスを無料で作成できます。SiteGroundはメールアドレス数、フォワーダ、帯域幅が無制限で、各プランにメール自動移行ツールが無料で含まれます。
一番オトクなのはSiteGroundのEmail Marketingプランです。価格は若干高いものの、各種メールマーケティングツールが使えるので値段相応の価値があります。 AIメールライターと画像ギャラリーを活用してプロらしいメールを作成でき、メール送信数、オーディエンス、申込フォームは無制限です。キャンペーンの検証機能やスケジュールツールもあります。SiteGroundは一番安いメールサーバー会社とは言えないものの、コスパは抜群です。
宇宙をイメージしたHostArmadaのウェブホスティングプランはすべて同じメール機能が備わっています
HostArmada(ホストアルマダ)は業界最安値のメールサーバー会社とは言えませんが、サービス内容を考慮すると
「最初から惜しみなく資金を投じたい」というベンチャー企業に適しています 。メールアドレス数は無制限ですが、メール容量はすべての受信箱で共有することになります(エントリーレベルのプランでは750MBですから、複数の受信箱を持つのは難しいでしょう)。中規模のメーリングリストを持っているスモールビジネスも「HostArmadaはメール容量が小さすぎる」と感じるはずです。
しかし、容量が小さくても構わない場合はHostArmadaは他のメリットがあります。共用プランでも、HostArmadaのクラウドサーバは専用CPUとRAMリソースが付きます。
また、HostArmadaのマネージドWordPressホスティングプランでは、数回クリックするだけでサイトと会社用メールを設定できます。
GreenGeeksは非常に安いながら、価値ある機能が豊富なメールサーバーを提供しています
GreenGeeks(グリーンギークス)は初心者向けレンタルサーバとしておすすめです。 24時間年中無休のサポート体制で、担当者の対応も業界トップクラスです。サイトやメールの運用で困ったことがあったらいつでも親身に助けてくれます。
共用プランはLite、Pro、Premiumの3種類から選べます。
ProとPremiumはサイト数、メールアドレス数、帯域幅、ストレージ容量が無制限 で、毎晩バックアップが行われ、無料ドメイン名とSSLが付きます。GreenGeeksはHostingerやIONOSほど安くはありませんが、プランの内容を考えると妥当な価格と言えます。GreenGeeksのサポートチームにはIMAPのスペシャリストもいて、各デバイスにメールアカウントを設定するのを手伝ってくれます。
Google Workspaceと連携すると、GmailプラットフォームからHostGatorのメールアカウントにアクセスできます
HostGator(ホストゲーター)のエントリーレベルプランはメール容量がわずか100MBなので受信箱と送信済みメールを頻繁に削除しなければなりませんが、他の2つの共用レンタルサーバプランは容量とメールアドレス数が無制限で、SpamAssassinというセキュリティ機能が無料で付きます。
それとは別にHostGatorはメールパッケージを提供しており、Google Workplaceと連携できますから、Gmailをメールクライアントとして使えます。
HostGatorが最下位にランクインした理由は、価格が高めで、気になる欠点があるからです。
一部のユーザーは「共用サーバーの悪質な利用者のせいでブラックリストに登録されてしまった。それに対してHostGatorは十分に対策を講じていない」と不満を感じている のです。筆者はそのようなトラブルは経験しませんでしたが、検討すべきでしょう。メールの到達が保証されるメールサーバーが欲しい場合、HostGatorは向かないかもしれません。
あなたに最適な格安メールサーバーは?
この記事で紹介したサービスはどれも個人やスモールビジネスにおすすめです。ニーズを検討してご自身に最適なものを選びましょう。
多機能で安いメールサーバーを探している方は
コスパ最強のHostingerがおすすめです 。メールサービスを含むレンタルサーバプランか、ビジネスメール専用プランを選ぶことができますが、どちらも非常にオトクです。
中規模ビジネスや成長中のスモールビジネスは
IONOSが良いかもしれません 。IONOSのウェブホスティングプランとBusiness Mailプランはどちらも企業にとって多くのメリットがあります。
すべてのメールが届くようにしたい場合、
InterServerの保証付きメールサービス がベストチョイスです。他社もメールの到達を約束していますが、InterServerの方がはるかに低価格です。
会社用メールアドレスを作成できるおすすめの格安メールサーバーを比較表にまとめました。
よくある質問
安いメールサーバーのデメリットは?
安いメールサーバーのデメリットは「ストレージ容量が少ない」「1日または1時間当たりのメール送信数の上限が低い」「1アカウント当たりのメールアドレス数が少ない」などです。しかし、制限の少ない格安メールサーバーもあります。Hostingerはメール容量が大きく 、1アカウントごとのメールアドレス数は100個で、1日当たりのメール送信数が多く、料金も低価格です。また、Hostingerのビジネス用メールプランは業界でかなり安いほうです。
安いホスティングサービスでメールアカウントを設定・管理するのは簡単ですか?
IONOSなら非常に簡単にメールアカウントを管理できます 。ダッシュボードが直感的に使いやすいので、メールアカウントの設定と管理を難なく行えます。ブラウザでWebメールアカウントにログインするか、好きなメールクライアントに設定して簡単にメールを確認できます。
格安メールサーバーでも事業拡大は可能ですか?
はい。事業拡大に適したメールサーバーを選ぶ際はメールリソースに注目しましょう。A2 Hostingの上位プラン はメールアドレス数が無制限で、メールのストレージ容量も大きいため、ビジネスを成長させる余地があります。
一番安いメールサーバーは高価格なものと同じくらい安定していますか?
はい、安定性の高い格安メールサーバーもあります。InterServerは手頃な価格でありながら、一斉送信ではないメールの到達を保証 しており、1分ごとにスパムセキュリティモニタリングを行い、受信拒否メールについて詳しいレポートを閲覧できます。サーバーに対して高度なセキュリティ対策を講じており、サーバー稼働率は100%なので非常に安定したメール運用が可能です。