目次
お急ぎですか? 2024年おすすめのDjangoレンタルサーバーはこちらです!
- Hostinger – VPSプランが一番安く、小規模なDjangoプロジェクトに最適。
- InMotion Hosting – Djangoのインストールも支援してくれるInMotionは、アメリカの利用者向けサイトを作る場合におすすめ。
- Hostwinds – セットアップ環境は10種類、カスタマイズオプションも多数あるHostwindsなら、ニーズにちょうどいいVPS(仮想プライベートサーバー)を利用できます。
- 他にも2つおすすめのサービスをご紹介(知っていると得する情報も)!
- 比較表
- よくある質問
Djangoにおすすめのレンタルサーバーの評価項目
Djangoでサイトを作る場合、共用レンタルサーバーだとうまく行きません。仕組みがまったく違いますし、カスタムソリューションを購入する必要があります。プロジェクトのニーズに合わせて構成、最適化できるプランでなければDjangoは使えないのです。 これからご紹介するDjango向けのレンタルサーバーは以下の特長があります。- パワフルなホスティングサービス。
VPSマシン、専用サーバー、クラウド環境が必要ですね。小~中規模のプロジェクトであればVPSが最適です。 - 完全ルートアクセス。
必要な依存関係をインストールし、Djangoプロジェクトを始めるには全アクセス権限がなければいけません。この記事のレンタルサーバーはLinux OSの管理者権限が付与されます。 - バックアップ。
DjangoはWordPressとは違い、サイトをプラグインでバックアップできるほど簡単ではありません。ご紹介するレンタルサーバー会社はサーバーの完全バックアップがプランに含まれていたり、アドオンとしてバックアップしてもらえます。 - サポートとカスタマーサービス。
Djangoでアプリを開発していると、分からないことに遭遇するはずです。そんな時、サポートスタッフに問い合わせたり、チュートリアルやサポート記事を読んだりできたら便利ですね。この記事でご紹介するホスティングサービスは最新のサポート資料を用意したり、詳しいサポートスタッフが質問に答えてくれます。 - 妥当な価格。
高パフォーマンスのレンタルサーバーを選ぶとき、コストが気になりますね。ご安心ください。Djangoに完全対応しているレンタルサーバーは手頃な価格で高品質のサービスです。
1. Hostinger:安くて小規模なDjangoプロジェクトにおすすめ
Hostingerは意外だと思う方もいるかもしれません。実はこのサービスは他のレンタルサーバーと比べて明らかに有利なところがあります。VPSプランはDjangoのサイトを無料でホスティングできるわけではありませんが、かなり手頃な価格です。 ベーシックVPSプランは とても安いのが特長で、価格は他社の共用レンタルサーバーと同じくらいです。Hostingerはエントリーレベルのサービスとして便利なのです。本当に低価格ですが、Djangoで本格的なアプリを作成するのに必要なものがすべて含まれています。 Hostingerはパフォーマンスも抜群です。稼働率と安定性を保証しているほか、Hostingerのサポートスタッフは24時間いつでも対応してくれます(ただし、日本語で質問することはできません)。サポートスタッフは知識が豊富で、サーバーのセットアップ方法を親切に教えてくれました。- アンマネージドホスティング
Hostingerはサーバーのセットアップやアップデートは行ってくれません。安い理由は管理が自己責任だからですが、サポートしてくれるので安心して利用できます。VPSの物理サーバーの管理や、技術的なトラブルが発生した場合はすべてHostinger側で対応してくれます。 - アドオンオプション
チェックアウトの段階で、毎日のバックアップ、SEOツールキット、プレミアムサポートを追加するか選べます。 - ネットワークは100MB毎秒
他のホスティングサービスは1GB毎秒のネットワークを実行していることもありますから、Hostingerは最速とは言えませんが、小規模なプロジェクトには十分です。 - 30日返金保証
Hostingerでは足りないことが分かった場合は解約でき、全額返金してもらえます。
2. InMotion Hosting:プロジェクト以外は専門スタッフにすべてお任せ
InMotion Hostingはアメリカの利用者に一番おすすめのサービスです。西海岸と東海岸の両方に高性能マシンが用意されています。日本で利用するには向きませんが、本当に素晴らしい特徴があるので第2位にランクインしました。クラウドVPS、マネージドVPS、専用サーバープランがDjangoに対応しています。 InMotionのマネージドVPSだと構成やメンテナンス作業はサポートチームがすべて手掛けてくれるので、サイトやアプリの開発に力を入れられるのがとても良いと思います。スタック、セキュリティ対策、サーバーの最適化はすべてお任せできます。 マネージドVPSプランはアンマネージドクラウドVPSより少しコストが掛かりますが、マネージドプランの方が圧倒的に便利でしょう。サポートに問い合わせてニーズや要件を相談すると、素早くDjango環境を構築できるはずです。- 自動スナップショット
最大で1日に1回スナップショットをスケジューリングでき、サーバーの完全コピーが含まれます。必要に応じて変更を加えられますし、いつでもロールバックできます。 - 無料SSL
全プランがLet’s Encrypt付きなので、セキュリティも万全です。 - 90日間返金保証
業界平均より返金保証期間が3倍も長いInMotionなら、サービスがニーズに合うのかじっくり試せます。 - 価格はcPanel込み
cPanelがプランに含まれていないレンタルサーバーもあります。InMotionはサービス内容の一環として管理パネルを提供しています。
3. Hostwinds:多彩なVPSプラン
Hostwindsだと、3つのVPSプランから選ぶ必要はありません。CPU、RAM、ストレージ、帯域が異なる10種類のプランが用意されているからです。 プランはそれぞれマネージド版とアンマネージド版があり、DDoS(分散サービス妨害)対策済みの専用IPアドレスの数を変更できます。 さらに、より高価格の専用サーバーや、時間ごとに課金するクラウドインスタンスも提供しています。おすすめなのはVPSプランでしょう。 ただし、HostwindsのマネージドプランはInMotionほどサービス内容が充実していないことに注意しましょう。スタックの構築、インストールアプリの構成、サーバーの最適化などは利用者が行います(そのため、使いやすさとカスタマーサポートが十分か確認しましょう)。モニタリング、ネットワーク障害、ブートに関するトラブル、ハードウェアの故障などはHostwindsが管理します。- サーバーが選べる
シアトル、ダラス、アムステルダムのデータセンターから選べますし、サービスを追加・停止するのも自由です。バックアップやcPanelのライセンスはプランに含まれていません。必要に応じて追加できますが、追加料金が掛かります。 - ファイアウォール
Hostwindsのファイアウォールサービスでサイトやアプリを守りましょう。複雑なルールを設定して、特定の通信やIPアドレスをブロックまたはホワイトリストできます。 - 24時間年中無休のサポート
電話、ライブチャット、メール、チケットで問い合わせられます。サーバーやネットワークに関連する質問に対応してくれます。サポートは英語だけですが、英語が苦手な場合はGoogle翻訳を使ってコミュニケーションをとってくれます。 - ビットコインで支払い
Hostwindsはビットコインなど複数の仮想通貨での支払いに対応しています。CoinPaymentsゲートウェイを使うことになります。他にもr ビットコインなどの仮想通貨で支払えるレンタルサーバーがあるのでご覧ください。
Liquid Webは業界で最も充実したVPSプランを提供しています。普通のプランも機能やメリットがたくさんありますが、VPSプランはそれをさらにパワーアップしています。 コストはやや高いですが、Cloudflare CDN(コンテンツデリバリネットワーク)、ファイアウォール、セキュリティ機能、バックアップなどをすべて標準で提供しているホスティングプロバイダはこのランキングではLiquid Webだけです。 Liquid WebのVPSプランはすべて毎月の帯域が10TBなのが驚異的で、Cloud Spectatorという独立審査機関によるとパフォーマンスも業界最高レベルだそうです。
- 管理レベルを選べる
自分で管理することもできますが、Liquid Webは全プランでフルマネージドサービスが含まれています。フルマネージドプランだとセットアップ、モニタリング、アップデートなどの作業はすべてお任せできますし、スタッフがサポートに対応してくれるという点でも便利です。Djangoのインストールは利用者が行います。 - 柔軟な価格設定
支払い頻度は1か月または1年から選べますが、どちらでも価格にはあまり影響しません。少なくとも、使いはじめの段階では柔軟性があった方が良いでしょう。返金保証がないので毎月支払うのがおすすめです。 - パフォーマンス向上に役立つ機能
AkamaiとLiquid WebのクラウドロードバランサーはすべてのVPSプランに実行されているので、サーバーは常に最高速度で動作します。Djangoで作ったサイトやアプリもスピーディーです。 - 安心の保証付き
ライブチャットでLiquid Webに問い合わせると59秒以内に対応すると保証しているほか、稼働率100%保証もあり、停止時間の10倍をクレジットとして受け取れます。
5. Contabo:ヨーロッパで最高のDjango向けサーバー
Contaboは本社があるドイツに2つのデータセンターがあります(ミュンヘン・ニュルンベルク)。この記事でご紹介した他のサービスはすべてアメリカかアムステルダムにデータセンターを設けていますが、Contaboはヨーロッパ諸国のDjangoプロジェクトに一番おすすめです。日本のプロジェクトにはベストとは言えません。 手頃な価格のVPSプラン を提供していて、複雑なDjangoプロジェクトでも対応できます。 サポートは毎日午前8時~午後11時(ヨーロッパ中央時間)に対応しています。日本時間だと午後4時~午前7時です。Contaboの サポートスタッフはとても親切に対応してくれ、CHIP誌のランキングで第1位となっています。- 100%SSDまたはSSDブースト
安いHDDサーバーでSSDブースト付きのものか、高価格の100%SSDサーバーから選べます。ストレージ容量で比較するとHDDの方が安くたくさんの容量を使えます。 - 帯域が無制限
ContaboのVPSプランはすべて帯域が無制限です。ポートの速度は100MB毎秒から1GB毎秒で、プランによって異なります。 - サーバー管理機能
Contaboの管理プラットフォームではVPSをブーストしたり、OSを再インストールしたり、DNS(ドメインネームシステム)のエントリーを構成したりできます。 - スナップショット
SSD100%の全プランに含まれます。ワンクリックスナップショットとワンクリック復元オプションを使えばサーバーで何でもでき、リスクなしです。
Django向けサーバーで他に利用できるサービス
一般的なレンタルサーバー企業は価格、サポート、使いやすさなど、バランス良いサービスを提供していますが、他の選択肢もあります。 Djangoプロジェクトを「一歩先へ進めたい!」「時間、お金、手間がかかっても頑張りたい!」そんな場合は DigitalOceanとAmazon Web Services (AWS) はどちらも検討する価値があります。 AWSのサービスに登録すると、1年間完全に無料でDjangoをホスティングできます。無料プランはコンピューティング時間、データベースへのアクセスなどの面で制限がありますが、インターフェイスやオプションについて知っていればDjangoプロジェクトにどのようなリソースが必要か理解できるはずです。いつでもプランに追加できるのが便利です。選ぶポイントはニーズとターゲットとなる利用者
この記事でご紹介したサービスを選べばDjangoをしっかりホスティングできますが、サービス内容が違うので慎重に選ぶ必要があります。 大規模なDjangoプロジェクトをホスティングするのであればInMotion Hostingと Liquid Web がおすすめです。 Djangoで小規模なアプリやサイトを作ったり、短期プロジェクトや趣味で利用する場合、HostingerのベーシックVPSプランが便利です。 はベーシックVPSプランが便利でしょう。最終的な決断にはこの比較表が役立つはずです。
アンマネージド・マネージド | データセンターの所在地 | 返金保証期間 | ||
Hostinger | 全プランがアンマネージド | アメリカ、オランダ、シンガポール | 30 日間 | |
InMotion Hosting | マネージド・アンマネージドの両方あり | アメリカ | 90 日間 | |
Hostwinds | マネージド・アンマネージドの両方あり | アメリカ、オランダ | 14 日間 | |
Liquid Web | 全プランがフルマネージド | アメリカ、オランダ | × | |
Contabo | 全プランがアンマネージド | ドイツ | × |